Rubyリファレンスマニュアル「るりま」の誤字などを見つけた時の貢献フロー
概要
Rubyを継続的に使っている方なら、おそらく 誰もがお世話になっている Rubyリファレンスマニュアル。
このRubyリファレンスマニュアル「るりま」の誤字などを見つけた時の貢献フローとして、
実際にプルリクエストをマージしていただいたので、例としてまとめます。
経緯
下記を確認していたところ、サンプルコードのインデントが揃っていない箇所をみつけました。
class Foo
def foo
p :foo
end # => ここが揃っていない
@@orig_foo = instance_method :foo
def foo
p :bar
@@orig_foo.bind(self).call
end
end
報告方法を確認
- 下記URLを確認
間違いを見付けた場合は
https://github.com/rurema
へお願いします。
とのこと。
- 該当リポジトリをみてみる。
複数のリポジトリが一覧表示されている。 doctree が日本語マニュアルのプロジェクトのようなので移動。
- どうやって貢献するか確認
ここにまとめてありました。
https://github.com/rurema/doctree/wiki/HowToContribute
rurema/doctreeへのPull Requestだとより修正を適用するのが楽です。
と、記載されてあったことと、実際に過去のIssueの履歴を見ると typo の修正をプルリクエストとして
送っている方が複数名いらっしゃたので真似ることにする。
プルリクエストまで
- 日本語リファレンスを下記ページから Fork します
- Fork されました
- ローカル環境に clone します
git clone git@github.com:tbpgr/doctree.git
- トピックブランチを作成します
$ git checkout -b fix_unbound_method_sample_indent
- 修正をします
doctree / refm / api / src / _builtin / UnboundMethod
diff
def foo
p :foo
- end
+ end
- commitします
$ git add -A
$ git commit -m "Fix sample code indent"
- トピックブランチをpushします
$ git push origin fix_unbound_method_sample_indent
-
GitHubの fork したリポジトリで Compare & pull request を実行してプルリクエストを送る
-
翌日、マージしていただきました