0
0

More than 1 year has passed since last update.

応用数学 第2章 確率・統計

Last updated at Posted at 2022-02-08

1.はじめに

 確率・統計について学習した内容をレポートにまとめました.

2.頻度確率とベイズ確率

 確率は大きく分けて以下の2つに分けられる.

 頻度確率(客観確率)

   ・発生する頻度

 ベイズ確率

   ・信念の度合い

3.条件付き確率

 ・ある事象X=xが与えられた下で,Y=yとなる確率

𝑃(𝑌=𝑦|𝑋=𝑥)=\frac{𝑃(𝑌=𝑦,𝑋=𝑥)}{𝑃(𝑋=𝑥)}

 すでに起こったある事象をA,その後に起こった事象をBとすると次のようになる.

𝑃(B|A)=\frac{P(B)𝑃(A|B)}{𝑃(A)} \\
𝑃(B|A)=\frac{P(A∩B)}{𝑃(A)}

 また,AとBが独立(お互いに確率について影響を与えない)な場合には,
 次のように計算できる.

P(A∩B)=P(A)P(B)

4.確率変数と確率分布

 確率変数

   ・事象と結び付けられた数値
   ・事象そのものを指すと解釈する場合も多い
   例:さいころの出る目

 確率分布

   ・事象の発生する確率の分布
   例:さいころでは,1から6までの確率変数の値にそれぞれ1/6の確率が対応している.

5.期待値(離散値と連続値)

 確率変数Xが離散値(さいころの目など)を取る場合,
 期待値(または平均値)は次のようになる.

E(X)=
\sum_{i=1}^{n} x_ip_i

 また,確率変数が連続値を取る場合には次のようになる.

E(X)=
\int_{-∞}^{∞}xp(x)dx \\

6.分散と標準偏差

 分散

   ・データの散らばり具合を示す.
   ・各データが平均からどのくらい離れているかの平均.
   ・単位は2乗になるため,扱いづらいとされている.
   ・N:全データ数,xバー:平均

V(X)=
\frac{1}{N}
\sum_{i=1}^{N} (x_i-\bar{x})^{2}
V(X)=E(X^{2})-E(X)^{2}

 標準偏差

   ・分散の平方根をとったもの.
   ・単位が2乗じゃなくなるので,分散より扱いやすい.

\begin{align}
σ&=\sqrt{V(X)} \\
&=\sqrt{
\frac{1}{N}
\sum_{i=1}^{N} (x_i-\bar{x})^{2}
}
\end{align}

7.様々な確率分布

 ベルヌーイ分布

   ・取り得る値が2パターンしかない分布(k=0,1)

P(X=k)=p^{k}(1-p)^{1-k}

 二項分布

   ・n回のベルヌーイ試行を行うときにちょうどn回成功する確率

P(X=k)=nCk・p^{k}(1-p)^{n-k}

 ガウス分布(正規分布)

   ・平均μの周りにデータが集中する分布.
   ・μ±σ(標準偏差)の範囲内には約7割のデータが含まれている.
   ・計算がしやすい分布といわれている.

N(x;μ,σ2)=
\frac{1}{\sqrt{2π}σ^2}e^{-\frac{(x-μ)^2}{2σ^2}}
0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0