はじめに
管理画面を作成して、パラメータ指定してAzure Data Factoryを実行したいなアと言うのがあったのですが、管理画面作るのめんどい。APIでAzure Data Factoryを実行するのも認証とか実装するの時間かかりそう。誰が実行したとかの履歴管理とかもめんどくさい。
そこで考えたのが、タイトルにもなっているMicrosoft Formsから登録して、Azure Data Factoryを起動できれば簡単に作れるのでは?と思い試してみました。
結論から言うと、半日くらいで作れました。
実装
まずは、Microsoft Formsを用意します。
Microsoft Forms
回答できる人を限定することでAzure Data Factoryを実行できる人を限定できます。
また、アンケート結果に名前を記録するようにすれば、いつ誰が実行したのかをエクセルで管理することができます。
Logic Apps ロジックアプリデザイナー
①Forms受信をトリガーとする
フォームIDを選択して登録する
②応答通知の一覧を取得する
③質問と回答を使って変数の値を設定していく
④データファクトリーを選択してパラメータを設定する
パラメータにjsonでADFのパラメータを指定する
⑤フォームから送信するとLogic Appsが実行されたことを確認できる
独り言
管理画面を作成することを考えるとかなりの工数削減ができた。
ログイン周りやセキュリティ周りの実装も設定だけで何とかなってるし。
利用者が限定されて利用者が少ない管理画面はこんな感じで作ってしまうのはありだなと思う。
今回はAzure Data Factoryを実行したが、Azure Functionsもできるだろうし、Windows環境、Microsoft製品を使っているところではありだなと思いました。