こんにちは、今回は CursorのProプランで意図せず従量課金(usage-based pricing)が発生していた という体験談を共有しつつ、同じ事故を防ぐための設定方法をご紹介します。
Proプランで思わぬ課金が発生…
CursorのProプランに加入してしばらく使っていたのですが、ある日毎月の20ドルの請求とは別にUSAGEなる請求が来ていることに気づきました。
いつもの月額課金の請求はAI Pというところから来ます。
「Proプランならプレミアム枠で使い放題じゃないの?」と思っていた私は、どうして月に2回請求が来るのか理解できませんでした。
その時点ではまだ枠に十分な余裕が残っていたからです。
勘違いしていたポイント
CursorのProプランには、「Premiumモデルを月500回まで使える」という特典があります。
しかし、ここで1つ落とし穴がありました。
❌ グラデーション文字の「max」モデルはUSAGE扱い
モデル選択画面で、名前が虹色(グラデーション)になっている「max」モデルがあります。
一見、Proプランの範囲内で使えるように見えますが、実はこの「max」モデルを使うと Usage(従量課金) の対象になります。
つまり、プレミアム枠(月500回)とは別枠扱いで、使った分だけ課金されるのです。
USAGEの設定をする前にmax modelを使おうとすると「設定してください」の項目が出ます。
ですが、すでに設定済みの場合これが出てこないので意図せず従量課金を使ってしまう可能性があります。
意図しない課金を防ぐ3つの設定
Cursorの設定を見直すことで、このような事故を防ぐことができます。以下のいずれか、または組み合わせを検討してください。
✅ 1. Monthly Spending Limit を「0」に設定する
Cursorの設定ページから「Monthly Spending Limit(1か月の従量課金の上限)」を0ドルに設定しておくことで、誤ってUSAGEが発生してもそれ以上は請求されません。
✅ 2. 「Enable usage-based pricing」をオフにする
「USAGE課金を有効にする」という設定がONになっている場合は、OFFに切り替えましょう。
これにより、そもそもUSAGE課金が発生しなくなります。
✅ 3. モデル選択から「max」を外す
日常的に使用するモデルから「max」を外しておくことで、うっかり選択してしまうリスクを減らせます。
まとめ
Cursorは非常に便利なツールですが、Proプラン=定額使い放題ではないという点には注意が必要です。
特に「max」モデルは見た目に惑わされがちなので、設定をしっかり見直して、無駄な課金を防ぎましょう!