この記事は ウェブクルー Advent Calendar 2019 24日目の記事です。
昨日は@kouaresさんのKustomizeを運用に組み込んでみたでした。
#はじめに
メリー・クリスマス・イヴ
今年もいよいよ残すところ1週間ですね!
2010年代ももうすぐ終わり。最近はこの10年間を振り返っているのですが、
その中でもテキストエディタは10年間で様々なものが開発され、
目まぐるしい進化を遂げてきたコンテンツではないでしょうか。
私がフロントエンドエンジニアとして働き始めたのが2013年。現在に至るまで、
職場やトレンドの変化と共にあらゆるエディタを使用してきました。
今回は、私が今まで使用してきたテキストエディタを振り返って、
その中で最も使いやすいものを発表したいと思います。
各エディタを使用した際のレビューを記しておりますので、
パーソナルな内容にはなりますが、これからエディタを使っていく方、
今使っているエディタから別のものに変えたい方などの参考になれば幸いです。
#私のテキストエディタ使用遍歴
###Coda(2013-2014)
※( )は私が使用した年です。
Panic社が2007年に開発したmacOS用のテキストエディタ(有料)。
####使ってみて良かったこと
- 画面のデザインが綺麗で見やすい
- プレビュー画面が充実してる(PHPやJavaScript、jQueryの動作確認ができる)
- ブラウザチェックがスムーズにできる
- FTPクライアント機能が搭載されているため、データのアップロードが楽
####レビュー
当時私が入社した会社のPCがMacで、かつCodaを推奨していたため使用。
コーディングも初心者だったため、どういった面で使いやすい・使いづらいのかの
判断もできず「こんなもんなのかな」ととりあえず使用しておりました。
今になってみると、テキストの整形がワンタッチでできなかったり(プラグインを追加しないとできない)、
動作が重かったりなど、そのあたりが改善されていたらもっと使いやすかったなと思います。
有料のアプリなので、それだけの価値を見出せるかの覚悟も必要ですね。
デザインは綺麗で見やすかったですし、FTPが搭載されているのは便利でした!
初めて使ったテキストエディタということで、以降の指標にもなりましたし、個人的に思い出が多いです。
###Adobe Dreamweaver CS5~CC(2014-2015)
もはや説明不要。アドビ社による、テキストエディタというよりはWebオーサリングツール。
####使ってみて良かったこと
- クリッカブルマップで大活躍
- 検索・置換が見やすい(未だにそのためだけに使いますw)
####レビュー
2014年に転職をして、その職場のOSがwindowsだったのでcodaは使えず。
代わりにDreaweaverを使い始めました。
当時はクリッカブルマップを使う機会が多かったため、その点ではかなり活用させていただきました。
検索・置換も使いやすい、見やすいのも魅力です。
また、現在のCCは動作も軽くなり、かなり使いやすくなった印象です。
デザインもシンプルになったので、CCはオススメです。
###NetBeans(2015-2018)
オラクルを中心としたコミュニティにより開発されたオープンソースの統合開発環境。
####使ってみて良かったこと
- とにかく軽い。作業がスムーズに進む
- コードの整形がワンタッチでできるので楽
- 日本語版のソフトが用意されているので安心
####レビュー
当時の職場にいた、とても優秀なエンジニアの方が勧めてくれたのをきっかけに使用。
以降、転職するまではずっと使用しておりました。
とにかく軽いので動作がスムーズですし、無料で使えるし、
コード補完機能もあるし、日本語にも対応してるし。使いやすかったですね。
余談ですが、NetBeans IDE 日本語コミュニティの公式マスコットの
「ねこび〜ん」がとってもカワイイです。
###SublimeText(2018-2019)
Jon Skinner氏によって2008年に開発されたテキストエディタ。
####使ってみて良かったこと
- 動作が軽い
- プライグインが豊富
####レビュー
転職して、約1年ほど使用しておりました。
世界的に人気なテキストエディタで、確かに使いやすかったけど…
「自分好みに使いやすくする」までが大変でした。
まず、デフォルトだと日本語に対応していないので設定が必要なのですが、
その設定が個人的には手間だなと…(このサイトで詳しく紹介されております)
日本語の文字検索もプラグインを入れないとできなかったり…。
設定が終わればとても使いやすいのですが、
別のPCでSublimeTextを使う場合は設定データをインポートしないといけないので、
手軽に、長く使うという点では私には向かなかったなぁと思います。
###Visual Studio Code(2019-)
マイクロソフト社によって2015年に開発されたテキストエディタ。
####使ってみて良かったこと
- 軽快な動作
- プラグインを入れなくともデフォルトの状態で使いやすい
- シンプルなで見やすい画面
####レビュー
webcrewに入社してから使い始めました。
社内のフロントエンドエンジニアの皆さんが使っているとのことで、それも納得。
とにかく使いやすいです。面倒な初期設定もありませんし、
プラグインがとても充実しているけど、デフォルトでも十分使いやすいので
インストールして日本語設定(これも簡単)すれば即、仕事に取り掛かれます。
実際、私は何のプラグインも入れてません笑 それでも何の問題もありません。
手軽にすぐ使えるのが素晴らしいと思います。
#一番使いやすいのは?
他にもAtomだったりVimだったり、メジャーなエディタはありますが
使ったことが無いため、完全に独断と偏見ではありますが…
###Visual Studio Codeがダントツで使いやすいと思います。
今一番オススメしたいテキストエディタですね。
シンプルで使いやすい。これ以上に何を求めましょうか。
2010年代のテキストエディタの代名詞だと思います。
2020年はどんなエディタが開発されるのか非常に楽しみですね。
明日の記事は@kamenbudoukaiさんです。
よろしくお願いします。