2021年11月27日・28日開催の「地方創生ハッカソン in 福井」で開発したネタです。
https://uhuru.connpass.com/event/220455/
私のチームは、観光地のソリューションで
私はその中の「駐車場予約システム」のIoT部分(駐車場⇒Kintone)のプロトタイプ作成に携わりました。
##作ったもの
定期的に超音波センサーの値を Kintone に送り、
距離があれば「Opening」、距離が近ければ「Parking」と表示
##開発環境
- RaspberryPi 3
※enebular Editor インストール済 (VNC でリモート開発) - GrovePi+ (Groveと接続するための拡張ボード)
- Groveモジュール付きセンサー
- Kintone
##準備
###VNCとenebular Editor
以下の画像のように PC上でラズパイをエネブラーで開発できる環境を構築する。
やり方はこちらのサイト
なお、ラズパイにenebularをインストールしたあと、パレットの管理メニューが表示されなかったが、以下の記事で解決した。
###ノードのインポート GrovePi+経由でGroveモジュールを接続するためのノード群をインポート
##kintone
フィールドコードに名前を付ける。
あとで enebular からセンサーデータを送るときのJSONデータに必要。
##enebular
###起動
PCで VNC Viewer を起動し、PC上にラズパイの画面を表示する。
左上のラズパイアイコン > その他 >enebular editor
###①function ノード
if (msg.payload < 10){
//msg.payload の各recordの名前は先ほど設定したKintoneのフィールドコード
msg.payload = [
{
id: 1,
record: {
"parking_state":{
"value": "parking"
},
"distance":{
"value": msg.payload
}
}
}
]
}
else
{
msg.payload = [
{
id: 1,
record: {
"parking_state":{
"value": "opening"
},
"distance":{
"value": msg.payload
}
}
}
]
}
return msg;
###②Kintone ノード
以下のように設定。
アプリIDは、kintoneのアプリのURL「https://[サブドメイン].cybozu.com/k/」に続いて表示されている末尾の数字
以上です。
ラズパイには苦手意識ありましたが、
このように、Grove Pi 、enebular 、Kintone を組み合わせることで、簡単にIoTのプロトタイプが作れます。