Nvidia driver のカーネルのバージョンを固定する方法
nvidiaのドライバーをカーネルのバージョンを固定しないでいると、アップグレードとかしたときにドライバとの依存関係が崩れるようなので、そのやり方をメモとして残しておきます。
1. aptitude のインストール
$ sudo apt-get install aptitude
aptitudeとは
- Debian GNU/Linux のパッケージシステムに対するテキストベースのインタフェース
- ユーザはパッケージの一覧を表示したり、パッケージのインストール・更新・削除などといったパッケージ管理作業ができる。
-
アクションはビジュアルインタフェースとコマンドラインから
行えます。
2. カーネルのバージョンの確認
$ aptitude show linux-generic
3. カーネルのバージョンの固定
2.カーネルのバージョンの確認 で確認した内容を以下のファイルの書き込みます。
cd /etc/apt/preferences.d
sudo vim linux-kernel.pref
各自自分のカーネルのバージョンに合わせて作成して下さい。
Package: linux-generic
Pin: version 4.15.0.64.66
Pin-Priority: 1001
Package: linux-headers-generic
Pin: version 4.15.0.64.66
Pin-Priority: 1001
Package: linux-image-generic
Pin: version 4.15.0.64.66
Pin-Priority: 1001
+α Nvidia driverをapt-getでインストールする方法
PPAリポジトリを追加してインストール
$ sudo add-apt-repository ppa:graphics-drivers/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install nvidia-driver-XXX
$ sudo reboot
そもそもPPAリポジトリとは何か?
この内容については、Ubuntu LinuxのPPAって?で以下のように説明されています。
PPAとは、「Personal Package Archive」の略です。
パッケージ配布側から見た場合、PPAを使うとソフトウェアを配布できるようになります。利用側から見ると、PPAを使って
公開されたパッケージを利用して、aptなどでインストールを行うことができます。
また、インストールされたパッケージの更新も、PPAでaptを使ったインストールだと追従してくれます。
ただ、PPAが「Personal」という名前から指している通り、Ubuntuディストリビューション公式に承認されたものではない
というのが注意点ですね。要は自己責任で導入しましょう、と。
インストールされているか確認
$ nvidia-smi
終わりに
とりあえず、カーネルのバージョンの固定はしておいた方が良いです。
nvidia-driverをインストールした後は、cudaとcudnnをインストールしますが面倒なので dockerでやる方法があるようです。
時間があるときにそちらのやり方も試して見たいと思います。
参考文献
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。