obsidianの特徴
NotionやEvernoteなどのクラウドにデータを保存する最新型のソフトウェアとは異なり、obsidianは古き良きローカルインストール型のソフトウェアであり、ローカルにデータを保存する。
しかもそのデータの保存形式は単純明快であり、既存の作成してあるファイル保管場所をデータ保存ディレクトリとして指定できるなど、とても高い柔軟性を備えている。
かつローカルにテキストデータを保存するという事は、Gitによるバージョン管理に融和性があり、Githubによるバックアップ機能なども利用することができるなど、とてもエンジニア心をくすぐる仕様となっている。
なおデータの保存形式はエンジニアが大好きな一部独自仕様を加えられたMarkdown形式を採用されており、高い互換性も兼ね備えている。
Markdownの仕様にはないタグ機能がサポートされており、柔軟な情報設計ができる。
美麗なグラフ機能やミニマルで美しく、わかりずらいUIなど、素晴らしいGUIソフトである。
ローカルインストール型なのでオフラインでも動作する。
(筆者はあまり利用してないので深くは語れないのだが、)Markdownファイル同士をリンクさせる機能が充実しており、スパイダーウェブやWiki的な情報管理を可能としている。そしてリンクしたファイルを前述したグラフ機能で俯瞰的に見ることができるなどのユニークな機能が搭載されている。
大事なことだが、個人利用では無償のソフトである。つまりはタダである。(二回言った。大事だからだ。)
充実のプラグイン 筆者おすすめのプラグインを後述する。
おすすめのプラグイン
- Google chromeのプラグイン Obsidian Web Clipper
Evernoteでも似たプラグインがあって筆者もよく利用していたのだが、こちらのプラグインはより強力である。webページをMarkdownに変換し、obsidianに送信する。あとはgit管理するなり焼くなり煮るなり好きにできる。最高である。
- Advanced Tables
Markdownでテーブルを作るのはぶっちゃけめんどっちぃのである。それをサポートしてくれるプラグイン。途中まで書けば、GUIでポチポチすると綺麗なテーブルを作成してくれる。
- Git
Gitのプラグイン 使い方はわかりずらい
- PlantUML
PlantUMLってなんだい?って読者の為に解説すると、Markdownの中に埋め込めるUML図。
UMLって何って人には、私が、それを書くには余白が狭すぎるので各自ggr。とてもきれいにUML図を表示してくれるので実用に耐えられる代物だと感じました。
- Editing Toolbar
Excelみたいなツールバーを上部に表示する。標準搭載でもいいんじゃないかってぐらいしっくりとくる。ボタンをぽちぽちするだけでMarkdownが完成するので生産性が上がります。