■ はじめに
■ ストレージ
カテゴリ | AWS のサービス |
---|---|
オブジェクトストレージ | S3 |
ファイルストレージ | EFS、FSx for Windows File Server、FSx for Lustre |
ブロックストレージ | EBS |
バックアップ | Backup |
データ転送 | Storage Gateway、Snow ファミリー |
エッジコンピューティングとストレージ | Snow ファミリー |
■ Storage Gateway
キャッシュ型ボリューム
頻繁にアクセスするデータをローカルにしつつ、
S3をプライマリデータストレージとして利用
iSCSIデバイスをアタッチ
保管型ボリューム
ローカル
ファイル
S3
テープ
ローカル
■ EFS
どんな時に使用する?
NFSv4プロトコル
インスタンス間のデータ共有に使用する
(インターネット経由の共有はできない)10 GB/s、50万IOPS
■ FSx
FSx for Windows
高速ストレージ、数百万IOPS、DFS名前空間、ファイルサーバ、数十G/s
SMBプロトコル
■ S3
S3の特徴
高可用、高耐久性のストレージ
S3の暗号化
SSE-S3 ・・・ S3管理キーを利用したサーバサイド暗号化(AES-256)
SSE-KMS ・・・ KMS管理キーを利用したサーバサイド暗号化
SSE-C ・・・ クライアント提供のキーで暗号化
S3のクロスリージョンレプリケーション
異なるリージョンの2つのバケット間でオブジェクトを自動的に非同期にコピーする
(異なるアカウント間でも可能)
S3のIA (Infrequent Access: 低頻度アクセス)
S3 One Zone-IA ・・・ アクセス頻度低い、コスト低い、データ取り出しは通常の標準クラスと同じく即時可能、単AZだからコスト低い→データ冗長性低い→再作成可能なもの
S3 Standard-IA ・・・ 複数AZ、アクセス頻度低い
S3のストレージタイプ
ストレージタイプ | 特徴 |
---|---|
Standard | アクセス頻度が高い、アクセス効率が良い |
Glacier | 長期用 |
Glacier deep archive | 長期用 |
RRS (Reduced Redundancy) | 冗長性が低い、安い、可用性重視 |
3か月後に安くしたい?
ライフサイクルポリシーによって、途中でストレージタイプを変えてデータを移行できる
オブジェクトの誤った削除を防ぎたい?
バージョニング機能
で、削除しても復元できるようにするMFA認証
で、削除するたびに認証しないといけないようにする
一時的に共有したい場合は?
期限付きの事前著名付きURL
を発行する
簡易なWebサイトを公開するには?
HTTP
で公開する場合は、静的ホスティング
で公開する
HTTPS
でも公開したい場合は、CloudFront
と静的ホスティング
を組み合わせて公開する
マルチパートアップロードとは?
大きなファイルをアップロードする
オブジェクトキー名のプレフィックスでPUT要求を早くする!?
ランダムプレフィックス(昔)、日付などのプレフィックス(今)
結果整合性と強い整合性?
結果整合性とは、変更中のデータにアクセスできるが、参照したデータが古い可能性がある
強い整合性とは、変更中のデータにはアクセスできず、参照したデータは必ず最新であるS3は強い整合性
■ S3 Glacier
S3 Glacierの特徴
デフォルトで暗号化
S3 Glacierの取り出し方法
取り出し方法 | 時間 | コスト |
---|---|---|
迅速取り出し | 1~5分 | |
標準取り出し | 3~5時間 | |
大容量取り出し | 5~12時間 | 安 |
S3 GlacierのVault Lock
ボールトロック・ポリシーを使用して、各ボールトに対するコンプライアンス管理
(ボールト ・・・ アーカイブを格納するコンテナ)
■ EBS
EBSのストレージタイプ
| ストレージタイプ | パフォーマンス | コスト |
| ---- | :----: | :----: | :----: |
| 汎用SSD | | |
| プロビジョンドIOPS SSD | 高 | |
| スループット最適化HDD | 高 | 低 |
| Cold HDD | | |
EBSのストレージタイプと特徴
プロビジョンドIOPS SSD ・・・ 高速、コストが最も高い、スループットとIO性能は最も高い
スループット最適化HDD ・・・ 高速と安いの両立
ビッグデータやログデータに使用する最適なストレージタイプは?
スループット最適化HDD
(安くて速い)