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Microchipのプログラミングサービス利用メモ(量産向け)

Last updated at Posted at 2020-08-28

Microchipの量産用FWを書いてチップを出荷してくれるサービスが便利だったのでメモ。
組み立て工場でファームウェア書くのは手間だし、工場の品質によってはミスる可能性も高そうなので、チップベンダーがこういうことをやってくれると助かる。しかも結構安い。
本番では、 PIC16F18313-I/SNを用い、基板製造はSeeed Studioの予定なので、このチップをMicrochipからSeeedに直送し、実装してもらい、おわったら日本の組み立て工場に送る予定。

手順メモ

MPLAB IDEで、Main Project をビルドし、abc.production.hexを出力する。
IDEのOutputにロケーションが出る。


BUILD SUCCESSFUL (total time: 506ms)
Loading code from /Users/tatsuhiroiida/MPLABXProjects/arom2.X/dist/default/production/arom2.X.production.hex...
Loading completed

このHexには名前をつけておくとよさそう。GithubのTag名と合わせておくとか。そして、次回ビルドで上書きされないようにどこかに保存しておきます。

あと、このバイナリのチェックサムが後ほど要求されるので、ここでは、MPLAB X IPEを起動して、一度書き込みをしてその結果からチェックサムを確認。

image.png

hex Fileをセットすれば、自動計算される。

Microchipのプログラミングセンターで、 コードのアップロード/プログラムの作成 を選ぶ。
https://www.microchipdirect.com/programming

image.png

部品番号を任意に決められるので、その情報をSeeedに渡すBOMに記載しておく。
マーキングやラベルも選べる。が、当然追加料金がかかる。インクドットマーキングは安いので、こちらを選んだ。

image.png

ですごいのは、検証発注とやると、FWを焼いたチップを数個試しに送ってくれる。しかも無料!
数日でタイから届いた。
image.png

動作確認したが特に問題はなし。(この時点ではマーキングはされていなかった)

これで検証が完了したら、検証サンプルを承認とすればいよいよ量産部品の作成が開始される。(一旦ここまで)

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