今週、Line社からフォントが公開されたようです。
ざっと特徴をご紹介。
公式&サンプル
以下の公式からどうぞ(丸投げ)
ざっと閲覧した限り、なかなか良さげな、ポップだけどフォーマルな雰囲気も持ったシンプルな丸ゴシック体(プロポーショナルフォントのみ)ですね。
英字がおそらく印刷媒体系(?)で、見分けづらい文字があったりコーディングには向きませんが、丸ゴシック系が好きな人には閲覧用フォントにおすすめです。
ダウンロード
右の「うにょっ」とした「○」の中に「↓」のマーク(ダウンロードマーク)から「LINE Seed JP ↓」をクリックでDL。
なお、言語は4種類から選べます。
で、以降はWindowsから見るとちょっと面食らうツッコミポイント含め各フォルダ解説です。
「__MACOSX」
Mac OS XフォルダはMacでzip圧縮した時に付与されるもので、Mac以外の環境だと見えます。見えた人は捨てましょう。
「.DS_Store」
各フォルダに入っているのもMacによるもので、見えた人は捨てましょう。
ライセンス
公式の最下部「LINE Seed LICENSE ↑」から飛べるライセンスページにはかなり緩く適当にかかれていますが、DLしたものの中に入っている「OFL.txt」によると、「SIL OPEN FONT LICENSE Version 1.1」のようです。
大きく違わないけど、公式サイトにもちゃんと表記しようよLineさん・・・
用途フォルダ
「App」よくわからないけどアプリ用?
「Desktop」よくわからないけど一般用? これだけデジタル署名されているようです。
「Web」拡張子 eot, woff, woff2 版
普通に閲覧するにはDesktopで良さそう。
フォントの種類フォルダ
「App」「Desktop」には、PCで使えるフォントが入っています。
それぞれ「OTF」「TTF」フォルダがあります。
OTF: OpenType Font、TTF: TrueType Font
OTFは、DTPとか文字組みする人向け。
TTFは、対応しているソフトが多い。
というわけで、普通に閲覧する分には、TTFで良さそうです。
OTFとTTFの違いは、以下あたりが詳しいようです。
https://fontnavi.jp/zakkuri/202-truetype_opentype.aspx
フォントの太さ(ウェイト)
ファイル名末尾が・・・
Bd: Bold 太字
Eb: ExtraBold 超太字
Rg: レギュラー 標準
Th: Thin 細字
というわけで、普通に閲覧するにはRgで良さそうです。
まとめ
Windowsで使うには・・・
ダウンロードしてきて展開。
Desktop → TTF → LINESeedJP_TTF_Rg.ttf
を右クリックしてインストール。
「LINE Seed JP_TTF」をそれぞれのソフトに選んで設定するか、手打ち指定すればOKです(なんか表記が変則的・・・)。
Chromeなら「設定」→「デザイン」→「フォントをカスタマイズ」から「標準 フォント」「Sans Serif フォント」に指定すると良いでしょう。
(自分でフォント名を確認したい方は、Win10,11なら、フォント管理画面に行くと分かります。「使用可能なフォント」の検索窓に「LINE」って打つといいでしょう。)