きっかけ
- プロジェクトマネジメントの資格を何か取ろうと考えた。
- とは言え、私はプログラミング、データサイエンスが主戦場であり、プロジェクトマネジメントの領域で戦うわけではない。
- 当たり前の話だが開発チーム全員がPM、PLでも困る。
- 絵に描いた餅にしない為にも実装者は必要。
- しかし、開発チームを率いるにあたりプロジェクトマネジメントの知識は必要。
- とは言え、私はプログラミング、データサイエンスが主戦場であり、プロジェクトマネジメントの領域で戦うわけではない。
- 色々と調べていくうちにCompTIA Project+というPMの資格があることを知る。
- そのうえで、以下の利点があることに気づき取得を目指した。
資格の概要
日本語版はこの辺を参照されたい。
英語版はこの辺を参照されたい。
良かった点
- プロジェクトマネジメントのスキルを客観的に証明出来るようになる。
- プロジェクトマネジメントの知識を体系的に整理できる。
- 世界共通の認定資格なので、海外でも通用する。
- IPAのプロジェクトマネージャ試験と比較して。
- IPAも一部の海外の国で相互認証されている1ので、関係先が当該対象国家関連であればIPAでもよかったかもしれない。
- IPAのプロジェクトマネージャ試験と比較して。
- 更新の手間、費用がない。
- PMPと比較して。
- もしかしたら、これが一番大きい理由なのかもしれない。プロジェクトマネジメントは技術の分野に比べてそう移り変わりが激しくないので、技術面の向上に安心して集中することが出来る。
- ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ (経済産業省・IPA配下のスキル標準ユーザー協会(特定非営利活動法人)が出している資格難易度表)2によるとPMPと同列に扱ってくれる。
- 米国のIT団体の資格試験にもかかわらず、日本語で受験が可能。
- 海外に目を向ければプロジェクトマネジメントの資格はPMP以外にも色々あるが、基本英語で受験。3
- Data+を英語で受験したが、英語の試験を受けるのと、英語で試験を受けるのはまた違う難しさがある。
- 円安で受験が高くなっているので、プライドを捨てて受かることを最優先。
- 海外に目を向ければプロジェクトマネジメントの資格はPMP以外にも色々あるが、基本英語で受験。3
- 日本での知名度は別にして、世界で通用しそうなのは国連推奨のPRINCE2など。
- 結局、どこまでプロジェクトマネジメントに対して熱量をかけられるかの問題かもしれない。
良くなかった点
- 知名度がない。
- やはり、IPAのプロジェクトマネージャ試験、PMPに比べると知名度がない。
- 故に、価値を理解してもらう事が難しい、場合がある。
- ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ (経済産業省・IPA配下のスキル標準ユーザー協会(特定非営利活動法人)が出している資格難易度表)2によるとスキルレベルはPMPと同列だが、海外のサイトなどを確認するとやはり、PMP > CompTIA Project+。4
勉強方法
まず、テキストを通読。
次に問題集を2度ほど解いた。(1度通しで解き、間違えた問題のみを再度解いた)
TACからチケット付きのWeb模擬試験があるので(Project+(PK0-004)Web模擬試験(リテイクチケット付))、Webで模擬試験を実施。
こちらも1度通しで解き、間違えた問題のみを再度解いた。
それ以外にも応用情報技術者試験のプロジェクトマネジメントの範囲を見ておいて損はないと思う。(午前も午後も)
結果
-
情報処理技術者試験の海外との相互認証について : https://www.ipa.go.jp/jinzai/asia/kaigai/001.html ↩
-
ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ : https://www.ssug.jp/qualification/ ↩ ↩2
-
Top 13 project management certifications | CIO : https://www.cio.com/article/230398/top-project-management-certifications.html ↩
-
IPAのプロジェクトマネージャ試験 > PMPとしたいがために、PMPを3にした結果、CompTIA Project+と同列になってしまったのではないか。なお、CompTIA Project+は難易度的に2ではない気がする。(問題自体の難易度は高くないが、900点中710点以上が合格なので、高い正答率が求められる) ↩