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喋るクラウドカメラ⁉こと「ソラカメ」を触って2週間ほど自宅運用してみた!

IoT Algyan 7周年イベントでノベルティとして頂いたSORACOMさんのソラカメをセットアップして少し触ってみました!

個人的に驚いたのはセットアップ時にソラカメが喋りだした点.今時のクラウドカメラはやっぱり違うな!(

まずは開封の儀から...!!

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ソラカメことATOM Cam2です!
格安なネットワークカメラで有名になった?アトムテック社の新製品ATOM Cam2とソラコムさんが協業した結果がこのソラカメらしい.
箱の外観は,普通にATOM Cam2です.

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開けました!色々入ってる!

給電用のUSBケーブルはフラットな形状&1.8mほどあるらしい.ちょい長め.屋外へ引き回す為の4.5mケーブルも販売しているらしい.なるほど!

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端子の形状はマイクロBです.カメラ本体への差込口はピッタリサイズなので他のケーブルの使いまわしはし辛いかも.お手軽に長くしたい!ならUSB-A(メスーオス)の延長ケーブル使うと良さげ.
ちなみに,ピッタリサイズなのは防水・防塵性を実現する為らしいです.なるほどなー!

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セットアップはATOMというスマホのアプリからできます.ソラカメの場合は上記の画面下部にある「Soracomはこちらへ」からトライ!

セットアップ時にカメラが喋る

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ちょっと面白かったのはセットアップ時にカメラが喋りだしたこと.
ソラカメはマイク&スピーカーが内蔵されてようで,セットアップ時に喋って指示だししてくれる.これはちょっとビックリ.思わず笑ってしまったw

モバイルバッテリーでも動作できるっぽい

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セットアップ時にちょうと良いUSBの空きポートが無かったので手持ちのankerのモバイルバッテリーに繋いでセットアップしたけど,普通に動いた.その後,20~30分動かしてみたけど,とりあえず問題は無し.
ちなみに,付属のACアダプタを見ると「出力5V 1000mA」の記載がありました.1A以上でればOKっぽいですね.

モバイルWiFiのワンセットで使えば,「イベント時に一時的に設置する」 みたいな運用もありかも?ただ,現状のATOMアプリにはカメラの接続先のWiFi設定を簡単に切り替える機能がないっぽいので,ちと面倒.今後のアプリにアップデートに期待かな.

自宅の居間に置いて2週間ほど運用してみた

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とりあえず,自宅の居間に設置して試してみました!
前述しましたが、ソラカメにはマイクとスピーカーがついているようなので,小学生の娘の帰宅に気づいて「おかえりー」って話しかけたいな.と.

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実際、アプリ画面からマイクボタンを押下すると音声による通信が可能です.実際に話しかけてみましたが,娘ちゃんはちゃんと反応してくれました :-)
// 画像が塗り潰しだらけでスンマセン...メッチャ広角で家の中が丸見えなんですもん...

そんなわけで,実際に使ってみて得た気づきは4点!

  1. 思ったよりも広角なレンズ
  2. ナイトビジョンすごい.良く見える
  3. 撮影開始のトリガ「モーション検知」が面白い
  4. ソラカメ...もといクラウドカメラを記事ネタにする難しさ

1. 思ったよりも広角なレンズ

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ソラカメよりラズパイマガジンから30cmほど離して撮影してみました.

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こちらは,ほぼ同じ位置からのスマホ(Pixel 4)で撮影した写真.大分,差がありますね.

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オマケでソラカメでラズパイマガジンを撮影している所を撮影した写真w
だいぶ広角なのがお分かり頂けたかと!結果,居間に置いたソラカメの映像は本当に居間全部を映してしまってインターネット上には何も晒せない...

2. ナイトビジョンすごい.良く見える

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地味に驚いたのがナイトビジョン.一部白飛びしてますが,かなり良く見える.


3. 撮影開始のトリガ「モーション検知」が面白い

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ソラカメの自動録画機能は,モーション検知やサウンド検出などをトリガに自動で一定時間映像をクラウド上に録画してくれるようです.
今回の運用では,モーション検知のみとしたんですが,実際に運用する中で 風によるカーテンの揺れ などの些細な変化も検知してしまって無駄な録画がチラホラ.

こういった場合は,感度調整もしくは検知エリアをアプリから絞れるので,この辺で調整すると良いみたい.
この辺が今後拡張されて, 他のトリガも自由に受け付けられるようになったら より意図した条件で録画のトリガを発火できて良いな.距離センサや光電センサの反応があったら録画!みたいな.
カメラのハードウェア的な拡張は現実的ではないだろうから,センサをつけた発火専用デバイスからSORACOM Airか何かでぶん投げればOK、みたいな.

4. ソラカメ...もといクラウドカメラを記事ネタにする難しさ

記事を書こうと思い立った時に改めて思ったですが,カメラネタで記事書く時って撮影した写真を挙げたくなるところですが,自宅内にしろ自宅外にしろ画像には色々とセンシティブな情報が含まれやすいので,挙げづらいな.と.

育ててる花木やペットなどが被写体であれば気兼ねなくアップできそうですが.

今後試してみたい屋外設置!

ソラカメは防水防塵らしいので,そのうちベランダ当たりに設置してみたいと思ってます.
今の住まいの目の前の道路は交通量が地味に多いので,モーション検知&録画で交通量の時間帯別の分布見れたら面白そうかな!っと.

そんなわけで,以上です!
ソラカメ,なかなか面白かったので今後の機能のアプデに期待です.
7/6,7にはSORACOM Discovery 2022があるようなので,ココで新たな発表があったりしないかなー?

2022/09/16 ソラカメAPIがLimited Preview

SORACOM UG in 四国 にてLimited Previewが公開されている話をご紹介頂きました.おもろそう!

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