初投稿。
まだまだ初学者ですがネットワークの勉強をしていくうちに、パケットのフォーマット構造を理解することがまず肝心ではないかと思い始めました。
設定コマンドを理解することも大事ですが、コマンドとは、任意の情報をフォーマットを追加/編集する、フォーマットにある任意の情報の処理方法を決定する。という2つに大分されるのではないかと思ったのです。
そこでパケットトレーサを使って検証してみました。
IPヘッダについて考えてみます。
構成は以下の通り。ルーティングはスタティックで設定しています。
左側に一覧にしたのはインターフェイスのMACアドレスです。
PC1(192.168.1.1)からPC2(192.168.1.3)へPingを打ってみました。
ここでR2のパケットをキャプチャすると以下のようになります。
送信元IPと宛先IPは192.168.1.1→192.168.1.3で変化はありません。
MACアドレスを参照するとInはR1のGi0/1からR2のGi0/1に向けたもの。OutはR2のGi0/0からPC2のFa0/0へ向けたものであることがわかります。
今回の検証を踏まえると、書き換えられるのはL2レベルのMACアドレスだけでした。
IPヘッダというよりはイーサネットヘッダについての検証になりました、、笑
次回はVLAN間ルーティングにおけるパケットのフォーマットについて検証する予定です。
※本記事は個人的備忘録になりますが、間違っている点やアドバイスなどあれば積極的にコメントを
頂けますと幸いです。