re:Invent 2017 で EC2 に新しいインスタンスタイプがリリースされたので、よく使いそうな m5 と c5 の UnixBench を測ってみました。
いずれのインスタンスタイプもまだ東京(ap-northeast-1)では使えないので、オレゴン(us-west-2)での測定です。
また純粋にミニマム環境での違いを知りたかったので、インスタンス設定はすべて Web Console から起動させる際のデフォルト値のままにしています。
AMI: ami-bf4193c7
現時点で最新の Amazon Linux イメージです。
- Amazon Linux
- 米国西部オレゴン
- HVM(SSD)EBS-Backed 64 ビット
測定したインスタンスタイプ
自分が一番良く使いそうな、large 系で揃えてみました。
冒頭にも書きましたが、インスタンス設定はすべて Web Console から起動させる際のデフォルト値のままにしていますので、例えば IOPS 性能の高いストレージを割り当てたりすると、より顕著な差が出る可能性があります。
- t2.large (T2 Unlimited)
- m4.large
- m5.large
- c4.large
- c5.large
結果
m5 / c5 系のパフォーマンスの良さが際立っています。m5.large が m4.large だけでなく c4.large も完全に上回っていて、CPU とメモリのバランスを考えると今後のメインプレイヤーとして使っていけそうです。
T2 Unlimited を有効化した t2.large の性能もなかなか無視できないようですが、t2 系は EBS Optimized でないので、実際に大量のアクセスを受けながらの処理だと足回りが大きなボトルネックになりそうです。(この点は追って測定してみたい)
まとめ
東京リージョンに新しいインスタンスタイプはやく!