はじめに
私のチームでは社員が業務で利用する帳票・BIの作成を行っています。
その中では当然個人情報や給料に関わるような情報も含まれています。
そのため「データマネジメントG」というチームがあり、データの品質やルールが守られているか日々監視を行っています。
今回の記事では実際に運用していく中で自チームが「データマネジメントG」とどういった関わり方をしているのかを説明していきます。
業務フロー
社員はまずやりたいことに対して「データマネジメントG」へ相談します。
その後「データマネジメントG」は社員からもらった内容を元に業務的に問題ないか、他の帳票・BIとかぶっていないかなど様々な面から判断を下します。
ただし、「データマネジメントG」では把握しきれないデータの仕様も存在するため帳票・BIを作成してきた私たちの知見を利用し最終的な判断を行っています。
その後承認された帳票・BIを私たちのチームで作成して社員に提供するという流れとなります。
これから実施していくこと
今後はさらなる業務の改善をしていくために
「自分が望んだものを自由にデータを正しく利用できる状態」
といった未来を考えています。
そのため今までは「データマネジメントG」に依頼されたデータに対してだけ対応していく運用だったものを帳票・BI作成チームからもデータの管理・サポートを意識した運用を行っていく。といったものに変化させていくための動きを行っています。
運用を変えていくにあたり
データの管理・サポートを意識した運用(データガバナンス)を行っていくためには知識として身に着けていかなければならないため、データマネジメントについて毎週勉強会を開催しています。
今は以下資料を利用した勉強会を実施しています。
さいごに
まだ運用が開始されたばかりで一部の社員でのみ行っている状態となっています。
そのため今は既存の業務フローと平行稼働して運用されている状態ではありますが、最終的には会社全体で正しくデータが利用される未来を目指してこれからも頑張っていく所存です。