もくもく会という勉強会の定義は曖昧ですが、
ここでは自分の主催する会が近いので紹介します。
もくもく会とは?
- 黙々と作業する
- 似たようなことをやっている人が近くで黙々していると、自分の黙々作業もはかどる
何か新しいことを学びたい、と思ってもなかなか腰があがらない。
場をかえてやるにしても孤独だとなかなか大変。
そんな時にこの会を活用してみてはどうでしょう?
という提案です。
運営するには?
テーマ決めは結構重要で、これによって集まる/集まらないもあります。
ですが自分のための勉強に時間を作ると同時に
自分が黙々する時に、仲間がいる感じがして気分が良いという効果があります。
(あと自己紹介もいろんな人がいるというのがあって面白い)
やる時期もいろいろで、参加者の都合(例えば4月とかだと学校関係の人は出にくいとか)の影響あったりします。
ハッカソンとかと何が違うの?
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ハッカソンは競いあってしまうので、人を選びます。もくもく会は何も競わないので初めての人でも安心。
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対人関係に慣れてない人でも参加できる。
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黙々としていることが主なので、邪魔されないで作業できる。
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関係無いことをはじめてしまっても問題ない(テーマに拘束されない)
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関係無い話題に飛び火しても問題無い。
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とてもゆるいコミュニティが形成される。(裾野や懐が大きい、まだ海とも山ともつかない、名前のないようなものでも情報交換できる)
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アイデアソンやチームビルディング発表など手間のかかることは一切しません。
運営が楽です。 -
発表もない/やりたい人はしてもよい
自己紹介で足りないものがあるような場合や、何か今日の成果が発表できそうなら発表してもらいます。(強制はしない)
でも、なんだかんだ意見交換がもりあがったりします。
#どうやって人を集めるの?
他にもいろいろあるかと思いますが、自分は
connpassとかおすすめです
エフェクターミニハッカソンという体で
17回ほど使わせてもらていますが、
記録も残るのでテーマの良し悪しとか改善点とか学べます。
- 参加者アンケートや出欠機能とかあったり、告知などの通知もやりやすい。 (誰が来たかの把握など楽)
- twitterアカウントなどで入れるので、匿名性もあります (参加の敷居が低い)
- 参加者のアンケートの内容とかをCSVで出せるので便利 (期待とずれがあった場合の修正がきく)
- 後からでも参加枠や参加人数の変更が楽 (人気がですぎて人が集まりすぎた場合の会場変更など容易)
自分の場合は、何かあった時(体調不良など緊急時対応や忘れ物など)のために本名や連絡先の登録をお願いしています。
#失敗談
そういう時もあるくらいにゆるくやるのが良いと思われます。
- 単独でやるより、何かしら人気のある会と共同でやるのもおすすめです。(例:PureDataJapanと合同開催)
#おわりに
プログラムを学ぶにしても、何の目的で学びたいと思っているのかは、人それぞれです。
いろんな目的で、同じテーマに向かって学ぶ意思のある人たちがあつまると、良い方向に進んでいくと思います。
初学者の人から、専門の人まで対象が幅広い会になります。
誰が、先生/生徒、上か下かみたいなのもありません。(ウェザーリポートの音楽のように、誰がメロディーなのかとかないみたいな)
自分では気がつかないようなところでつまずいている人とか助けられると悦になれます。
(逆に教えてもらえる場合もお互いhappy、何がわからなかったかなど初心に戻れたりとか刺激もある)
→結果同じ志の人が増えていくので良い。
何がコミュニティ形成や成長を阻害しているかなどの生の声が聞ける。(Webとかからでは学べない)
そんなやり方の一つとして利用してもらえれば幸い。
#補足・・・
ここで紹介したエフェクターミニハッカソンは「もくもく会」の亜種で、もくもく会の騒がしいバージョンというか、もくもくしている人と発表しているひとがごっちゃになった様式です。(故にミニがついたハッカソン)
ので、似ているけどちと違うかもしれないので注意ください。でも楽しい感じ。もくもくより少し刺激が多いみたいな感じ。