はじめに
プログラミング学習を始めたばかりの方はきっと どのプログラミング言語を学習するか 非常に悩まれると思います。
「求人が多いし Ruby?
それともRubyはオワコンだから PHP ?
それとも人工知能に興味があるから Python?」
みたいなやつです。
私も悩んだ経験があるので気持ちはよく分かるのです。
しかし Web系エンジニアとして働き始めて約半年、当時の自分が悩んでいた意味はほとんど無かったかなと思います。
なので今回は私の考える 最初にどのプログラミング言語を学ぶか悩まなくて良い3つの理由 についてまとめてみたいと思います🙋♂️
1. 1つできれば他もできる
これはよく耳にするのでは無いでしょうか?
私も学習を始めた時、このことをよく言われていましたが、全然信用していませんでした。。。
「だって「言語」ですよ、そんな訳ないじゃん!どれを勉強するのかはよく考えないといけないはず」という具合。
しかし断言できますが、これは本当です😬
最初はどの言語を学習しても大変です。プログラミングそれ自体に慣れていないのですから分からないことだらけで当然です。
これは Ruby を学習したから、PHPを学習したから楽になるという話では無いのです。
配列、ハッシュ、文字列、数字、クラス。。。
もちろん全部ではありませんが、各言語で共通している概念というのは非常に多いのです。
「方言」が違うようなイメージです。
最近になって改めて体系的に JavaScript を学習しました。
最初にRubyを学習した時の苦労を 10 だとすると、JSの学習に関しての苦労は 1ぐらい です。
どの道1つの言語では対応できません。複数の言語を学ぶことになります。
なのでまずは1つの言語をしっかり学習してみてはいかがでしょうか?
2. 何があっている(楽しいと感じる)かなんて分からない
時間をかけて考えれば自分にぴったりの言語が見つかるというのも個人的にはちょっと違うかなと思っています。
そもそもプログラミングに限らず、何でもやってみないと分からないというのは多くのことに共通しています。
そしてプログラミングをこれから学習しようとする人にはそもそも 「判断材料」がありません 。
これは仕方の無いことです。
本当に右も左も分からない状態ですし、頼る情報があるとするならばポジショントークまみれで不安を煽るような情報源ばかり。
判断する材料が頭に入っていないのに悩んでいては時間ばかり過ぎていくかもしれません。
迷うより、まずやってみれば良いんです。
勉強するのにお金はかかりませんし、大きなリスクにもなりません。
楽しく無いなら止めれば良いだけです。
3. 悩めば悩むほどポジショントークに振り回される
2番でも少し書きましたが、悩んでいる初学者にとって注意が必要なのがこのポジショントークです。
世間一般に見られる現象ですが、この業界に入ってからは特にポジショントークが溢れかえっていることに気付かされます。
悩めば悩むほど、様々なポジショントークに触れることでどんどん振り回されます。
結果、学習をそもそも始める前から疲れてしまったりするのです。
さらに恐ろしいことに、学習を始める前段階では ポジショントークであることにすら気付かない のです。
ただ単にメンタルが振り回されて消耗するだけです。
私は最初にRubyを学習していたとき、ネットの情報源で「Rubyはオワコンだから学習しても無駄」という声を散々聞いて無駄に不安になっていました。
しかし今となっては「何してたんだろう」という感じです。。。
ポジショントークに振り回されないコツは、「早く自分で行動する」ということです。
こうすることでしか自分で判断することはできません。
とは言っても、どうしたら良いの?
きっと私も含めて多くの人が「損をしたくない」と思っているのでしょう。
一生懸命時間をかけて勉強したのが無駄になったら嫌だ、と。
でも途中で言語を変えたとして、それは「無駄」なのでしょうか?
少なくとも最初に学習した言語が自分に合わなかったという「発見」は得られるはずです。
これはあなたが感じたことなのでどのサイトにも載っていない、非常に価値のある発見です。
まずは一歩を踏み出すことが大前提です!!
それでも迷う方は、初学者に王道の
- Ruby
- PHP
- JavaScript
あたりから始めてみてはいかがでしょうか?
好きなのをやるのが1番ですが、難易度の振れ幅が無いわけではありません。
学習したことは無いですが、初めての学習で C言語とかやると心が折れやすいというのはよく聞く話なので、その辺を参考にしてみるのも良いかもしれません!
ごちゃごちゃ言いましたが、プログラミングは楽しいものです!!
一歩を踏み出して挑戦する未来のエンジニアさんにとってこの記事が少しでも役に立てたら嬉しいです。