1.はじめに
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この記事について
- 合格体験記というよりも「資格試験」に対して今回向き合えた自分の心情や、背景などを整理したものになります。初心大事にしたい派です。
- あくまで資格試験に対しての個人の感想になるので観点を広げる、動機付けの文言化を進めるという意味で読んでいただけると幸いです。
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勉強した(している)試験
- Python 3 基礎認定試験 - 合格しました!
- Python 3 エンジニア認定データ分析 - 試験勉強中です!
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簡単な自己紹介
- 新卒エンジニア二年目
- 未経験でスタート
- Pythonを触り始めて3ヶ月目です。
2.資格試験勉強に"やる気"が生まれなかった自分の言い分
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自分なりの言い分として、「使うことだけ調べて実装できればいいじゃん!」って感じでした(笑)
Google先生に聞けば大抵のこと教えてくれるし、(のせてくれている皆さんありがとうございます)
自分でプログラミングの試験うけるのって「試験を受けることが目的になっている」感じがして「これって本当に必要な知識・技術なの?」
という"邪念"に負けて挫折するのが安定のパターンでした(笑)
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落ちた時に自分の出来ないやつというレッテルを自分で貼っているような気がして気が進まなかった。
大学受験などでも第一志望に落ちたり浪人したけどかなわずだった過去もあるのでトラウマな部分もあるかもです。
受ける前から"負けている"という。。。できない理由なんて探したらいくらでも見つけられますが、挑戦しないための理由づくりでしかありませんでした。
3.認定基礎試験の勉強をはじめたわけ
### 端的に言うと、「基礎を固めもっと楽しみたい!!」の一言に尽きます(笑) 基礎を固めたいと思った背景ですが、以下のようなことがありました。-
一番時間がつかいたいところに時間を使えないもどかしさ
増えるコードすべてが新しいことだらけ。自分は勉強自体は好きなので「全部楽しい!すごい!こんなこと
もできるのか!」となるのですが、「ここに時間を使いたいのか?」と二年目になって思うことが増えて
きました。- 例えば、○○の機能を実装したいと思っていても、その機能実装の前に文法について毎回調べていた。。。
- 継承のルールなどわからずほかの人の書いたコードを読むのに時間が掛かる。。
圧倒的に生産性が悪い。。
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これって"良い"コーディング?もっといい書き方があるのではないか?
- 「もっといい書き方があるのではないか?」と自分で振り返りたい時も良し悪しの判断や改善の方向性が見えない。。
- ペアプロなどがしてもらえる環境でありつつも、「いつまで教えてもらう立場にいるのか」という焦り
- Google先生に書いてある通りでしか書けない。なぜそう書いたのかを自分で理解するのにかなり時間を要する。
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調べてわかった気になっているだけの自分、本当に理解できているのか?
- その場その場で調べてわかった"気"になっている(たぶんその瞬間では頭では理解できている)が、再現性がないことが多い。
- 聞かれた時に、「あ、それ前に調べました!、、、、あれ、どうやったっけ?」を連発する。
- 自分のできそう!ほど信用のない言葉はない(笑)
4.資格取得の先にあったもの
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一番時間をかけたいところにかけられている意識が少しずつ持てるようになってきました。
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ライブラリの中身などを見たり、実際に機能を試す時間を圧倒的に増やすことができました。
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資格勉強中に苦手な箇所も実際に書く中で、理解を深めることができてきました。
やはり書かないと覚えれられないです(笑)
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驕りではない小さな自信がつきました。自信というよりも自分の現在値を知れたというのが適切かもしれません。
なにが分かっていてどこの部分の知識が曖昧なのかの傾向が掴めたので、苦手な部分などもあいま時間に振り返れます。
5.さいごに
自分が好きな言葉に「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」というものがあります。
ほかの言語はわかりませんが、純粋にPythonという言語で出来ることの多さを目の当たりにしてもっともっといろいろとできるようになりたいです。
試験勉強中は好きとはいえ退屈になる瞬間もありましたが、それでも手を動かして結果を自分で見返しながら行えるのでそこまで嫌にはなりませんでした。
好奇心の力って偉大
遠回りかもしれませんが、時間がかかるものと割り切って臨めたのは良かったです。
最近読んだ記事がすごくよかったのも影響しているかもしれません。
<参照>
プログラミングというより物事が出来るようになる思考法
https://note.com/simplearchitect/n/n388201603a28
試験は受かったもののギリギリの合格でしたし、まだまだ道半ばですが、日進月歩で楽しんでいきます!
駄文でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました!