ストレージはCPUに比べ低速である。
読み書きのたびにCPUが待ち状態となるのは効率が悪い。
ストレージに比べ高速なメモリを仲介役とすることで効率よく処理を行なっている。
メモリ内のデータは定期的にストレージへ書き込まれる。
命令やデータはストレージからメモリにロードし、
CPUがメモリから読み込むことで処理を実行する。
ストレージへ保存する必要のあるデータは、メモリを経由してストレージへ保存される。
流れ
1.CPUがメモリから対象の命令(プログラムカウンタに格納されている番地にある)を命令レジスタへロードする。(フェッチする。)
2.プログラムカウンタの値を次の命令へのメモリアドレスへ更新する。
3.命令デコーダで命令を解読する
4.命令内容に従って、メモリ内のデータを汎用レジスタへロードしたり、命令の処理結果をメモリへ格納する。
・プログラムカウンタ
→次の命令があるメモリアドレスを格納する領域
・命令レジスタ
→メモリからロードした命令を一時的に格納する領域
・命令デコーダ
→命令を解読する命令解読装置
・汎用レジスタ
→データを一時的に格納する領域