インタフェースとは、異なるものの境界面を表す言葉。
ICTの世界では機械や人の中間にあり、データをやりとりするものあるいは規約となっている。
以下3つに大別できる。
- ハードウェアインタフェース
- ソフトウェアインタフェース
- ユーザインタフェース
ストレージの場合は「ハードウェアインタフェース」であり、コンピュータ本体とストレージを接続して通信をする際の規約。
コネクタの形状や電気信号の形式を定めている。
内蔵/外付けインターフェースとネットワークに特化したインターフェース
ストレージ接続のインタフェースには、内臓インタフェースと外付けインタフェースがある。
1. 内臓インタフェース
内臓インタフェースとは、コンピュータ内部のマザーボード上に直接コネクタが設置されている形式。
その形状によって規格化されている。
HDDやSSDの接続規格にはSCSI、SAS、IDE、ATA、SATAなどがある。
2. 外付けインタフェース
外部インタフェーとはコンピュータの外にコネクタがある形式で、
外部ストレージやマウス、ディスプレイ、電源といったものと接続する。
USBやIEEE 1394といった規格がある。
3. ネットワークに特化したインタフェース
外付けインタフェースの中には、ネットワークに特化しているものもあり、
FC/FCoE/iSCSIといった規格がある。
以下見ておけばとりあえずOKかと思った。
https://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/lib-f/tech/interface/#sata
HBA(Host Bus Adapter)とは
コンピュータ本体に外部との通信機能を追加するための総称。
通常はストレージ(外部記憶装置)を接続するための機能を提供するものをHBAと呼ぶ。
通信制御を行う半導体チップやケーブルの差し込み口(ポート)などで構成され、
コンピュータ本体のマザーボード上に実装されている場合と
拡張カードなどの形で提供され、所定の拡張スロットに装着して使用するものがある。
著名な通信インターフェースの制御機能はコンピュータの
チップセットやCPU(MPU/マイクロプロセッサ)などに統合されていることもあり、その場合は単体のHBAは不要。
広義にはネットワークカード(NIC)やUSBコントローラなど、
ネットワーク機能や周辺機器との通信機能を提供するすべての装置を総称するが、
狭義にはATA/IDEやSATA、SCSI、SAS(Serial Attached SCSI)、Fibre Channelなどの規格に対応した、
ストレージ接続のためのインターフェースカードを指す。