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エーピーコミュニケーションズAdvent Calendar 2022

Day 7

n番煎じ Ansible Automation Platformのインストールについて

Last updated at Posted at 2022-12-06

はじめに

こんにちは たそ(@taso_int)です。

普段ははてなブログで書かせていただきます。
良かった見てください。
https://taso-int.hatenablog.com/archive

去年はAnsible Towerのインストール方法について書きました。
Ansible Tower周りが、Ansible Automation Platformへと変わりました。
構成変更など新機能の追加などがありました。
今回はインストール方法について書こうと思います。
つい最近リリースされたバージョン2.3をインストールしたいと思います。

ライセンスについて

OSはRHEL9を使用します。
Ansible Automation Platformを利用するためにはライセンスが必要となります。
今回はRed HatさんのRed Hat Developer Programに参加し、
Developer Subscriptionを利用しています。

詳しくはこちらを確認してください。

環境

AWS EC2
OS: RHEL9.0
インスタンスタイプ:m5large
ハードディスク: 20GB

セキュリティグループでは最低でもSSHとHTTPSは開けておいてください

公式情報

Ansible Automation Platformのインストール

まず、RedHatのサイトからインストーラーをダウンロードし、サーバー側に配置します。
インストーラーはBundleを選択します。
またRHEL9かRHEL8でインストーラーが変わるので注意してください。
インストーラーにアクセスするにはRedHatアカウントを作成する必要があります。

スクリーンショット 2022-12-01 225954.png

サーバー側に配置したらファイルを解凍します。

tar xvfz ansible-automation-platform-setup-bundle-2.3-1.tar.gz
cd ansible-automation-platform-setup-bundle-2.3-1
ls
bundle  collections  group_vars  inventory  licenses  README.md  setup.sh

ここにあるinventoryをviで編集していきます。

# Automation Controller Nodes
# There are two valid node_types that can be assigned for this group.
# A node_type=control implies that the node will only be able to run
# project and inventory updates, but not regular jobs.
# A node_type=hybrid will have the ability to run everything.
# If you do not define the node_type, it defaults to hybrid.
#
# control.example node_type=control
# hybrid.example  node_type=hybrid
# hybrid2.example <- this will default to hybrid
[automationcontroller]
ホスト名 ansible_connection=local 記述

[automationcontroller:vars]
peers=execution_nodes

<省略>

[all:vars]
required_ram=true メモリが少ない場合は追記(本番非推奨)
admin_password='' ログイン時のパスワードの設定

pg_host=''
pg_port=5432

pg_database='awx'
pg_username='awx'
pg_password='' DBのパスワードの設定
pg_sslmode='prefer'  # set to 'verify-full' for client-side enforced SSL

# Execution Environment Configuration
#

# Credentials for container registry to pull execution environment images from,
# registry_username and registry_password are required for registry.redhat.io
#
# When deployed with Automation Hub:
# - The installer will push execution environment images to Automation Hub and
#   configure Automation Controller to pull images from the Hub registry.
# - To make Hub to be the only registry to pull execution environment images from,
#   set 'ee_from_hub_only' to True. This is set to True by default when bundle
#   installer is used.

registry_url='registry.redhat.io'
registry_username='' RedHatアカウントのユーザー名
registry_password='' Redhatアカウントのパスワード
# ee_from_hub_only =

修正したら、./setup.shを実行します。
The setup process completed successfully.が出力されればインストール完了です。

ライセンスの有効化

インストールが完了したので、https://EC2のIPアドレス をブラウザで開きます。
Chromeだと下のような画面が出るので、詳細設定をクリックしてアクセスするをクリックします。
スクリーンショット 2022-12-02 001748.png

Ansible Automation Platformのホーム画面が出るので、adminと設定したパスワードでログインします。
ログインが成功すると下のような画面が出るので、ユーザー名とパスワードをクリックし、
ライセンスを登録します。
スクリーンショット 2022-12-02 002216.png

最後にダッシュボードが見えればインストール完了です。
スクリーンショット 2022-12-02 002318.png

以上で終わりになります。少しでも参考になれば幸いです。
年が経つのは早いですね。頑張っていきましょう!

追記 デモジョブテンプレートが動かなかった対応

インストール後デモジョブテンプレートを動かすと上手く動きませんでした。
デモジョブテンプレートを動かすときにプロジェクトの更新が動くのですが、
そこでエラーが起きているような感じです。

スクリーンショット 2022-12-02 003412.png

スクリーンショット 2022-12-06 232150.png

エラーを調査するとSElinuxが原因らしいです。
ちなみにSElinuxを解除すると問題なくプロジェクトの更新とデモジョブテンプレートが動きました。
SElinux用のパッケージが何故かインストールできていないぽいように見えました。
参考情報と対応に関してはこちらになります。(見るにはRedHatのアカウントが必要)

ちなみにもう一度立て直したら問題なくデモジョブテンプレートが動いたので、
原因の原因がよくわからないままです。

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