3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

remote.itで複数デバイス一括更新!

Last updated at Posted at 2022-07-18

remote.itってなに?

これは、「めっちゃ簡単にセキュリティの高いネットワークが構築できる」という代物。

何がどう簡単かというと、

  • 端末にグローバルIPアドレスが不要
  • ポートオープンも不要

これは結構すごいんじゃないか・・・?!

複数デバイスを管理しようとした場合、普通はその端末にアクセスできるようにIP振ったりポート開けたり設定が必要で、
しかもセキュリティもしっかりしようと思ったら自力で構築するのは中々たいへん。

それをさくっと構築できるのであれば、色々活用できそう!

構築はかんたん?

アプリを入れるのは説明不要なくらいとってもかんたん!
ダウンロードしてアカウント作成すればOK!

CLI(Mac)インストール時にちょっと困った点

ダウンロードされるのはインストーラじゃなく実行用スクリプト

remoteit.x86_64-osx というファイルがダウンロードされる。
はじめこいつをクリックして起動しようとしたら、

が出てくる。
インストーラじゃなくて実行用スクリプトだからねw

で、Installationのページを見て、

# ファイル名変更
mv ~/Download/remoteit.x86_64-osx /usr/local/bin/remoteit
# 実行権限付与
sudo chmod +x /usr/local/bin/remoteit
# 実行
remoteit

とすると、

が出てきた。
これを解決するには、スクリプトファイルを右クリックー>開く で、

が出てくるので、「開く」を押すと、次からはCLIでも普通に実行できるようになる。

具体的なユースケースは?

複数デバイス一括更新!

複数拠点に同様の端末を配備していて、月末にホスト端末にデータを送信するバッチスクリプトをcronで設定していたとする。
仕様変更でバッチスクリプトの実行を月末から半月に一回に変更になりました。

そんな時の更新処理はremote.itにおまかせ!
cron設定を書き換えるスクリプトを用意して、 bulk scriptを実行!
全端末を一括で変更できます!

(全端末でgit pullするコマンドとかでもいいかも)

方法

1. スクリプトのアップロード


https://legacy.app.remote.it/
が開く。



[Scripting]のページからスクリプトをupdloadする。

2. スクリプトを実行する


[デバイス]のページから対象のデバイスを選ぶ。

「アクション」メニューで、「Execute Script」を選択する。

実行したいスクリプトを選んで・・・

実行!!

[Scripting]ページで状況を確認できます。

気になった点

操作用のアプリに関して

2022/07/18現在において操作用のアプリは、

があるみたい。
デスクトップアプリとapp.remote.itはほぼ同等で最新版。
legacy.app.remote.it は古いけど、まだ最新版に全ての機能を移植しきれていないよう
バルクスクリプトはめっちゃ使えそうなので早く移植完了してくれる事に期待!

Bulk Executionのモーダルの真っ赤なアラートが怖いw

なにか設定が足りなかったか、真っ赤なアラートが。。。
Submit自体はできたが、Runningが終わらないので何か権限が足りていなそう。

ちなみにジョブが失敗したらこんなメールが届きます。

ちゃんと日本語化されててすごい。

Refs

3
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?