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LPIC101 受験記

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初めに

こんにちは!
少し前ですが、LPIC101試験に合格したので合格までの勉強方法を記事にしたいと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。

LPI認定試験の概要 (LPIC101、LPIC102)

LPIC(Linux Professional Institute Certification)は、Linux技術者としてのスキルを証明する国際的な認定資格です。
レベル1は、Linuxの基本操作やシステム管理の知識を問う初級レベルの試験となっており、以下2つの試験に合格する必要があります。
・LPIC-101 : Linuxの基本コマンド、ファイルシステム、パッケージ管理など
・LPIC-102 : シェルスクリプト、ネットワーク設定、セキュリティ、ユーザー管理など

試験情報

試験数 : 101試験と102試験の2つ(どちらの合格も必要)
試験時間 : 各90分
出題数 : 各60分(65%前後で合格)
受験料 : 1科目あたり16,500円(税込)
有効期限 : 5年以内に両方合格する必要あり

試験結果

比較的余裕をもって合格できました。

学習時間

ほとんどLinuxを触る機会はなく、今回の試験勉強で始めて触れたに近い感じです。
なかなか休日に長時間勉強が苦手なので、勉強期間としては長めです
平日 : 2時間(ほとんど通勤時間のみ)
休日 : 3時間
日数 : 約2か月
試験への申込タイミング : あずき本を終えて、白本の1週目が終わったくらいのタイミングで申込みました。

試験対策

・Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0 対応 (通称: あずき本)
・Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version5.0 対応 (通称: 白本)
・Ping-t

勉強の流れ

1. Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0 対応 (通称: あずき本)

まずは最初は、あずき本の101試験範囲を読みました。全部理解するよりはこんな事やるのか程度です。
この段階でオプションまで覚えようとするとパンクしそうになります。(私はパンクしかけましたww)
mkdirコマンドでディレクトリをつくるんだなー程度です。
コマンドを実行できる環境があったら、打ちながら進めるのもありだと思います。

2. Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version5.0 対応 (通称: 白本)

あずき本の1週目が終わったら、白本を解きました。解答はノートに記載する形で進め、わからないところはすぐに解答を見て赤ペンでメモリました。
1週目は、解答はノートに記載する形で進め、わからないところはすぐに解答を見て赤ペンでメモリました。(ほとんど赤ペン状態でした。。)
2週目は、1週目のノートを確認して、同様にわからないところは都度赤ペンでメモリました。(1週目よりできてればOK)
3週目は、章ごとに解き、都度解答は見ずに章の最後まで解いてから、回答を確認しました。章を全部正解できるまで次の章にはいかないやり方をしました。

3.Ping-t

ほぼこれだけをやってても大丈夫なくらい試験範囲は網羅されてます。
この段階では、あずき本、白本と説いてきているので割と知識がありました。まず最強WEB問題集を解きました。
単元ごとに10問ずつ解いていき、10問全部正解できるまでやり、単元が全て解き終わったタイミングで、章全部の単元を対象に問題を解きました。
各章、上記のように勧め全て終わったら、コマ問をやりました。
Lpicの試験では何問かコマンドを記述したり、オプションを記述するような問題が出題されます。
コマ問はそれの対策のつもりで解きました。

後半は、ずっとping-tを解き、飽きたら気分転換に白本を解いてといった形で試験を迎えました。
ping-tで9割取れれば試験は安心だと思います。

試験当日

試験当日はめちゃめちゃ緊張しました。
なんせ一回の試験の値段が高い、、そしてテストセンターも初、、
時間には余裕をもっていきました。また、当日新しい問題を解くのはやめて、試験勉強で解いていた問題を直前まで見直していました。(白本の模擬演習を見てました)
新しい問題(サイト)を利用しなかった理由は、今更わからない問題が出ても、焦って自信がなくなるのを避けたかったからです。
試験が始まり、問題は、日本語訳がおかしいものもあり、初めは焦りましたが、ゆっくり説いているうちに試験勉強で解いていたような問題が多く安心しました。
悩む問題は、マークをつけれるのでマークをつけておいて最後にもう一度考えるのがいいと思います。時間が無くなることはほぼないと思いますので、どんどん解いてわからない問題は最後が一番いいと思います。

反省点

コマンドを検証できる環境があった方がより覚えるのが早かったかなと思います。
今は簡単に検証環境は準備できるかと思いますので、検証環境でコマンドを打ちつつ学習を進める方がより効率的かもしれません。

終わりに

私は、勉強が得意ではなく、心配性なので試験の受験までには時間がかかってしまいました。
1日の勉強時間、特に休日にもっと取れる方はこの勉強方法でももっと短時間で取得可能かと思います。
こんなやり方で合格したんだとここまで読んでいただいた方の勉強スタイルの参考になれば幸いです。

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