Linuxの基本コマンド【mkdir / rmdir / touch / cat】
こんにちは!今回は Linuxの基本コマンド について解説します。
Linuxを使い始めたばかりの方にとって、最初のハードルとなるのが「コマンド操作」。
特に ファイルやディレクトリの作成・削除・確認 といった基本操作は、日常的に使う場面が多く、しっかりと理解しておきたいところです。
本記事では、そんな方のために、Linuxの中でも特に使用頻度の高い 基本コマンド4つ をピックアップして、わかりやすく解説していきます!
mkdir:ディレクトリを作成する
基本的な使い方
mkdir ディレクトリ名
よく使うパターン
コマンド | 説明 |
---|---|
mkdir test |
test ディレクトリの作成 |
mkdir -p parent/child |
階層構造になっている複数のディレクトリを一度に作成 |
ワンポイント
-p
オプションを使えば、親ディレクトリが存在しない場合でも自動で作成してくれます。
rmdir:空のディレクトリを削除する
基本的な使い方
rmdir ディレクトリ名
よく使うパターン
コマンド | 説明 |
---|---|
rmdir test |
空のtest ディレクトリの削除 |
注意点
・rmdir
は空のディレクトリしか削除できません。
・中にファイルがある場合は、rm -r
を使いましょう。
touch:空のディレクトリを削除する
基本的な使い方
touch ディレクトリ名
よく使うパターン
コマンド | 説明 |
---|---|
touch index.html |
空のindex.html ファイルの作成 |
touch a.txt b.txt |
複数ファイルを一括作成 |
ワンポイント
・既存ファイルがある場合は、更新日時だけが変更
されます。
cat:ファイルの中身を表示する
基本的な使い方
cat ディレクトリ名
よく使うパターン
コマンド | 説明 |
---|---|
cat memo.txt |
memo.txt の中身を表示 |
cat file1 file2 > merged.txt |
複数ファイルを結合して新しいファイルmerged.txt に出力 |
ワンポイント
・長いファイルはless
やmore
と組み合わせると見やすくなります。
まとめ
コマンド | 説明 |
---|---|
mkdir |
ディレクトの作成 |
rmdir |
空ディレクトリの削除 |
touch |
空ファイルの作成・更新 |
cat |
ファイル内容の表示・結合 |
まずはターミナルで 実際に使ってみる
ことが大切です!
次は これらのコマンドを使った練習問題
にもチャレンジして、習得していきましょう!
👉練習問題へすすむ