この文書は
とかくめんどくさいRedmineをとにかく簡単に動かすためだけのガイド。
これだけは知っておけ
コンテナは実行環境というか実行している実体、イメージはコンテナのスナップショット。
動かす
dockerをインストールして下のコマンドを実行するだけ。dockerグループじゃない人はsudoしよう。
※(コンテナ名)には好きな名前を指定しよう。
docker run -d --restart=always -p 80:3000 -v /repos:/repos --name (コンテナ名) redmine
そうするとdockerhubのredmineイメージを持ってきて(コンテナ名)のコンテナとして実行してくれる。--restart=alwaysを指定してあるのでホストを再起動するとコンテナも再起動してくれる。
この時点でホストには/reposができているはずだ。/reposはコンテナ内部の/reposと繋がってるので。Redmineで/repos以下に作ったリポジトリを指定すれば使える。ちなみに/repos:/reposは前がホスト側、後のがコンテナ内。
なお、このオプションだとホストのポート80にアクセスするとRedmineが使える。デフォルトのユーザーとパスワードは両方共adminなのでさっさとログインしてパスワードを変更しよう。
コンテナを消す
何か気に入らなくてやり直したいときはこれ。
docker rm -f (コンテナ名)
状態を保存
ユーザーとかプロジェクトを作ったら下のコマンドを実行してその状態をイメージに保存しとこう。
※(イメージ名)には例によって好きな名前を指定しよう。
docker commit (コンテナ名) (イメージ名)
そして「redmine」の代わりに(イメージ名)を指定してdocker-runすればその状態から始められる。
イメージが要らなくなったら
これで消せる。
docker rmi (イメージ名)
リポジトリへのアクセス
Redmineはリポジトリを作ってくれないので手動で作る必要がある。/reposの下にリポジトリを作ってそれをRedmineのプロジェクト設定で指定すれば使える。リポジトリ自体を操作するときはホストで。