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Windows10のクリーンインストールで躓きがちなこととその対策

Last updated at Posted at 2016-09-15

きっかけ

OculusHomeを、またUnrealEngineやUnityを使うべく窓10を購入してあったので、インストールしてみた。その時に躓いたことをメモ。

しかしOculusHomeには「CPUがショボい」と蹴られてしまった。

環境

  • EFI ではない(たぶん無関係)
  • プロセッサはAMDの(無関係)
  • 繋がってるドライブ(認識順)
    • SSD(480GB):Linuxで使用、GPTなはず
    • HDD(2TB):だいたいはLinuxで使用、GPTなはず
    • SSD(120GB):インストール先

ドライブX パーティションX にWindowsをインストールすることはできません

原因

原因そのものは不明だが、調べた限りでは以下のどちらかの条件で出る。エラーメッセージはGPTかどうかだけを問題にしているような記述だが、これは大嘘だ。

  • EFI環境でGPTじゃないドライブを指定
  • EFIかどうかにかかわらずGPTのとき、パーティションテーブルを作成した環境そのままではない(他のOSでパーティションテーブルを作った場合も含む)

どうやら「窓のシグネチャがないパーティションテーブルは認めない」ということらしい。

対策

該当ドライブのパーティションを全部削除してインストーラのものでもいいので窓のパーティショナでパーティションテーブルを作り直す。

新しいパーティションを作成できなかったか、既にあるパーティションが見つかりませんでした

原因

窓にリムーバブルでないストレージとして認識されるリムーバブルドライブがあること。USBメモリとかSDとかの一部とか外付けHDDなんかが該当する。

パーティショナーはドライブを直接認識しているのでHDDやSDDしか認識しないが、このエラーを出しているインストーラーはドライブレターで認識しているのでそういうストレージが認識されてるとドライブレターがずれて認識できなくなるというマヌケな原因のようだ。この問題は窓7以降ずっと存在するのでMSはこれを直す気はないっぽい。

対策

そういうドライブを外すのが基本だが、まさにそういうUSBメモリでインストールしている場合はそうもいかないのでその場合の対策を記す。

  1. パーティションを切る(ここまでは普通に)
  2. Shift-F10を押してコマンドプロンプトを出す
  3. diskpart
  4. list diskでドライブ一覧を表示
  5. select disk xでインストール先のドライブを選択(xはドライブ番号)
  6. list partitionでパーティション一覧を表示
  7. select partition xでパーティションを選択(xはパーティション番号)
  8. activeでそのパーティションから起動できるようにする
  9. assignでパーティションにドライブレターを与える
  10. list volumeでドライブレターを見る(インストール先とインストーラが入ってるストレージのドライブレターを覚えておく。以後仮にインストーラをX、インストール先をYとしておく)
  11. exit
  12. xcopy X:*.* Y:\ /s /e /f
  13. exit
  14. インストーラのストレージを外して再起動(起動ドライブはインストール先)
  15. インストーラが起動するのでそのままインストール

ごちゃごちゃしてるがインストール先パーティションにインストーラをコピーするのがキモ。それからインストール後に何も言わずに数回再起動するので慌てずそのまま進める。

総じて

インストーラが不親切。Linuxの各種ディストロのインストーラの方がずっと親切。OEMの方が多いからだろうけど。

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