git checkout origin/master
とは
リモートの origin/master
ブランチを参照している状態です。
git pull
による反映
git fetch
git branch
git pull
git checkout origin/master
による反映
git fetch
git checkout origin/master
メリット
git pull
でたまに発生するマージ作業や、コンフリクトの解消作業を避けることができる。
git checkout origin/master
を利用する場合参照を切り替えるだけなので、ローカルでのマージが発生しません。
よって、 git merge
を実行した際に表示される以下のような出力が出ることもなく、 git config user.email
git config user.name
を設定する必要もありません。
*** Please tell me who you are.
Run
git config --global user.email "you@example.com"
git config --global user.name "Your Name"
ローカルにブランチが作成されない
git pull
で反映する方法を利用していると、誰かが本番環境上で自分のブランチの変更を試したりして、いつの間にかこんなことになります。
$ git branch
master
develop
bugfix/xxxx
bugfix/xxxx-xxxx
feature/xxxx-xxxx
...
git checkout origin/master
であればローカルにブランチは作成されないため、 git branch
の結果は以下のようになります (main ブランチが develop の場合)
$ git branch
develop
適さない場合
- 本番環境上でファイルの変更を行ってコミットすることがある場合は、
git pull
の方が望ましいと思います。