3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

お題は不問!Qiita Engineer Festa 2024で記事投稿!
Qiita Engineer Festa20242024年7月17日まで開催中!

ファイル操作コマンドチートシート[Windows Mac](ファイル検索,開く,コピー,移動,名前変更,削除,作成,表示,編集コマンド)

Last updated at Posted at 2024-06-16

ファイル操作,例えば,ファイル検索,ファイルやディレクトリを開く,ファイルのコピー,ファイルの移動,ファイルの削除をエクスプローラーやFinderといったGUIツールで行うと...

ファイルどこだっけ?
ファイルを親ディレクトリの別の子ディレクトリに移動させて...

このようなことがある人もいるだろう.とくに大規模プロジェクトとなるとファイルやディレクトリ数が膨大で,同じようなファイル名が存在することもある.また別のディレクトリに同じファイル名を使うことも多々ある.
面倒くさくないだろうか?

このようなファイル操作はGUIよりCUIで操作すると速い場合がある.本記事ではWindowsPowerShellまたはMacOSのターミナルでファイル操作をコマンドで行う方法について記載する

他のチートシート

git/gh コマンド

lazygit

ステータスコード

Docker コマンド

TypeScript

SQL

Go

プルリクエスト・マークダウン記法チートシート

Vim

他のシリーズ記事

TypeScriptで学ぶプログラミングの世界
プログラミング言語を根本的に理解するシリーズです.

情報処理技術者試験合格への道 [IP・SG・FE・AP]
情報処理技術者試験の単語集です.

IAM AWS User クラウドサービスをフル活用しよう!
AWSのサービスを例にしてバックエンドとインフラ開発の手法を説明するシリーズです.

ディレクトリ(フォルダ)移動

cd

Windows Mac共通.この後にパスを入力すればコマンドで作業するディレクトリを移動できる

ディレクトリ,ファイルを一覧表示する

ls

Windows Mac共通.lsのみで現在の作業中のディレクトリの中のファイルとディレクトリを表示する.

Windows

ls -Force

Mac

ls -a

これで隠しディレクトリ,隠しファイルも含めてすべて表示できる.

ディレクトリ・ファイル一覧をツリー状に出力

別記事で紹介しているのでこちらを参照してほしい.具体的にはこのような出力になって,lsより見やすいのではないだろうか.

.
├── ディレクトリ1
│   ├── ファイル1
│   └── ファイル2
└── ディレクトリ2
    └── ファイル3

ファイル検索

Windows

Get-ChildItem -Path C:\Users -Filter "*.txt" -Recurse

このコマンドは,C:\Users ディレクトリ以下で .txtという拡張子を持つすべてのファイルを再帰的に検索する.
Mac

find ~/ -name "*.txt"

このコマンドはホームディレクトリ以下で .txtという拡張子を持つすべてのファイルを再帰的に検索する.

ファイルやディレクトリを開く

Windows

Invoke-Item C:\path\to\your\folder

このコマンドは指定したパスのフォルダまたはファイルを既定のアプリケーションで開く.
Mac

open /path/to/your/folder

このコマンドは指定したパスのディレクトリをfinder(またはファイルを規定のアプリケーション)で開く.

ファイルのコピー

Windows

Copy-Item "C:\source\file.txt" -Destination "C:\dest"

このコマンドは file.txt を C:\source から C:\dest へコピーする.
Mac

cp /source/file.txt /dest/

このコマンドは file.txt を /source から /dest へコピーする.

ファイルの移動

Windows

Move-Item "C:\source\file.txt" -Destination "C:\dest"

このコマンドは file.txt を C:\source から C:\dest へ移動する.
Mac

mv /source/file.txt /dest/

このコマンドは file.txt を /source から /dest へ移動する.

ファイルの名前変更

Windows

Rename-Item -Path "C:\example\oldname.txt" -NewName "newname.txt"

このコマンドは oldname.txt の名前を newname.txtに変更する
Mac

mv /example/oldname.txt /example/newname.txt

ファイルの位置は変えずにファイル名のみを変更してmvコマンドを実行すればファイル名を変えることができる.

ファイルの削除

Windows

Remove-Item "C:\path\to\file.txt"

Mac

rm /path/to/file.txt

このコマンドは指定したパスの file.txt を削除する.

ディレクトリの削除

空のディレクトリの削除をするならば...

Windows

Remove-Item -Path "C:\example\emptyfolder"

Mac

rmdir /example/emptyfolder

このコマンドは指定したパスの空のemptyfolder を削除する.

中身があるディレクトリを削除するならば...

Windows

Remove-Item -Path "C:\example\folder" -Recurse

Mac

rm -rf /example/folder

このコマンドは指定したパスの中身があるfolder を削除する.

ファイルの作成

Windows

New-Item -Path "C:\example\newfile.txt" -ItemType "File"

Mac

touch /example/newfile.txt

このコマンドは指定したパスの newfile.txt を作成する.

ディレクトリ(フォルダ)作成

New-Item -Path "C:\example\newdir" -ItemType "Directory"

Mac

mkdir /example/newdir

exampleディレクトリの下にnewdirディレクトリを作成.

ファイルの中身を表示する

Get-Content "C:\example\file.txt"

Mac

cat /example/file.txt

exampleディレクトリの下にnewdirディレクトリを作成.

指定したパスのディレクトリをVSCodeで開く

このコマンドはMacの方の場合のみVSCodeでの設定が必要である
VSCodeを開いてコマンドパレットを開く

コマンドパレットの開き方はcmd+shift+P

入力欄にshell Command: install 'code' command in PATHと入力する.
スクリーンショット 2024-06-18 20.13.59.png

以下のコマンドを実行するとカレントディレクトリでVScodeを開く.

code .

このコマンドを実行すると子ディレクトリの/testでVScodeを開く.

code /test

指定したパス,ファイル,URLをFinder,エクスプローラー,デフォルトのエディター,ブラウザで開く

open(start)は指定したパス,ファイル,URLをFinder,エクスプローラー,デフォルトのエディター,ブラウザで開くコマンド.
windows

start .

カレントディレクトリをエクスプローラで開く

start filename.txt

filename.txtをデフォルトのエディタで開く

start http://example.com 

http://example.com にデフォルトのブラウザでアクセスする.
Mac

open .

カレントディレクトリをFinderで開く

open filename.txt

filename.txtをデフォルトのエディタで開く

open http://example.com 

http://example.com にデフォルトのブラウザでアクセスする.

おまけその他のLinux(Mac)コマンド集

そのほかのMac(Linux)コマンドの一覧はこの記事に記載してある.参考にしてほしい.

3
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?