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WindowsでVagrant+Git+MinGw-Getを共存

Last updated at Posted at 2013-10-23

Windows XP SP3上でVagrant+Git+MinGw-Getを共存させてみました。
手順の覚え書きを下記に記載しておきます。

※私の環境では動作しましたが、この操作が推奨とは思ってないので、ご利用は自己責任で^^; おかしなところがあったらご指摘いただければ幸いです。
また、日本語表示などの細かな設定は今回省略してあります。また時間があるときにでも書き足したいなと思っています。

環境変数の設定

  • お好みの場所をホームディレクトリにするために、Windowsシステムのプロパティから環境変数「HOME」を設定する。(未指定の場合%USERPROFILE%がホームディレクトリになる)

7-Zipのインストール

  • mingw-getやRubyの7zファイルを展開するときに必要になる解凍ソフトをインストールしておく。
  • DL URL:http://sevenzip.sourceforge.jp/

VirtualBoxのインストール

  • インストーラを実行する。(例ではD:\opt\VirtualBoxへインストール)
  • ホームディレクトリとなる場所に「.bash_profile」を用意し、下記を追記する。(VBoxManage.exeのパスを通す)
.bash_profile
export PATH=/d/opt/VirtualBox:$PATH

※私の環境ではVirtualBox Host-Only Ethernet Adapterがずっと「ネットワークアドレスの取得中」となってしまいましたが、ネットワークのプロパティでVirtualBox Bridged Networking Driverのチェックを入れると、とりあえず動きました。

※当初、4.3を使いましたが、どうもvagrantが対応していないようでconfig.vm.network :private_networkを有効にするとエラーになってしまいました。そこで4.2.16をインストールする事でこの問題は回避できましたので追記します。(2013/10/30)

Vagrantのインストール

  • インストーラを実行する。(例ではD:\opt\Vagrantへインストール)
  • インストール後、Vagrantのminttyを試す。
  • 「ファイル名を指定して実行」を起動。
  • D:\opt\Vagrant\embedded\bin\mintty.exe /bin/bash --login -iで実行。(お好みでConsole2やckw等でもOK)
  • ターミナル画面で下記コマンドを実行していく。(boxファイルをDLするので少し時間がかかる)
コマンドライン
$ mkdir ~/vagrant_test
$ cd ~/vagrant_test
$ vagrant box add centos6.4-i386 http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-i386-v20130731.box
$ vagrant init centos6.4-i386
$ vagrant up
		: (起動するまで待つ)
$ vagrant halt
		: (終了するまで待つ)

PortableGitを展開

  • minttyはexitしておく。
  • D:\opt\Vagrant\embeddedディレクトリに上書き展開する。
  • 展開後、Vagrantのコンソールからgitを試してみる
コマンドライン
$ git config --global user.name "John Doe"
$ git config --global user.email johndoe@example.com
	(usernameとemalは各自設定にあわせること)
$ cd ~/vagrant_test
$ git init
$ touch testfile
$ git add .
$ git status
		: (testfileがnew fileとして表示されるはず)
$ git commit -m'First commit'
		: (コメントをつけてコミットする)
$ git log
		: (先のコミットログが確認できる)
  • そしてgitを入れるとsshが使えるようになるのでVagrantでも試してみる。
コマンドライン
$ ssh -v
OpenSSH_4.6p1, OpenSSL 0.9.8e 23 Feb 2007
		: (sshのバージョン確認)
$ cd ~/vagrant_test
$ vagrant up
		: (起動するまで待つ)
$ vagrant ssh
		: (仮想環境にssh接続できるか確認)
$ exit
		: (仮想環境から抜ける)
$ vagrant halt
		: (終了するまで待つ)

mingw-getを展開

  • D:\opt\Vagrant\embedded\mingwディレクトリの下に上書き展開する。
  • /mingw/var/lib/mingw-get/data/defaults.xmlの「subsystem="MSYS"」行を修正する。
defaults.xml
<profile project="MinGW" application="mingw-get">
		: (省略)
  <system-map id="default"><sysroot subsystem="mingw32" path="%R" />
    <sysroot subsystem="MSYS" path="%R/.." />
  </system-map>
</profile>
  • これにより、mingw-getを使ってパッケージの操作ができるようになっています。試してみましょう。
コマンドライン
$ mingw-get update
		:  (パッケージカタログが更新される)
$ mingw-get list | grep Package:
		: (パッケージの一覧を表示する)

VagrantのRubyをアップデート(ちょっと待ち)

今回はとりあえずVagrantのRubyをそのまま使ってみようと思います。

参考にさせていただいたサイト

先達の知恵は偉大ですね。この場をかりてお礼申し上げます。

http://qiita.com/ogomr/items/98a33f47f6ba050adac4
http://hyokonia.tumblr.com/post/18425275737/mingw-msys
http://blog.vitamin11.org/2013/06/windowsvagrant_12.html

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