※自分用メモ。初心者が見て120%同じことができるように仕上げてる
※時期によって名称や画面が多少変わる可能性あり(2025年5月1日時点)
✅ 1. GitをPCにインストール
▶ 公式ダウンロードサイト にアクセスする
-
Windows
をクリック - 例:
Git-2.49.0-64-bit.exe
を選んで保存 - ダウンロード完了後、
.exe
をダブルクリック - よくわからん英語が出るけど
[Next]
を連打でOK - 最後に
[Install]
押して終わり
✅ 2. Gitが使えるか確認する
コマンドプロンプトを起動する
-
Windowsキー
を押して検索で「cmd」と入力 -
コマンドプロンプト
を開く(黒背景のやつ)
コマンドをそのままコピペでOk
git --version
こんな感じで数字が出ていれば問題なし
git version 2.49.0.windows.1
✅ 3. Unityプロジェクトを作成する
ゲームプロジェクトを保存する親フォルダ UnityProjects
を作成する
C:\Users\ユーザー名\Desktop\UnityProjects
この場所に作成しておくと、後の作業も自分と同じでわかりやすい
Unityを起動して、上のフォルダ内に新しいプロジェクト MyUnityProject
を作成する
結果こんな感じのフォルダ構造になる
C:\Users\ユーザー名\Desktop\UnityProjects\MyunityProject
✅ 4. コマンドプロンプトで作業フォルダを移動させる
cd
= Change Directory(ディレクトリを変える)の略
「今どのフォルダを操作対象にしてるか(=作業の焦点)」を切り替えるためのコマンド
cd C:\Users\ユーザー名\Desktop\UnityProjects\MyunityProject
C:\Users\ユーザー名\
の部分は人によって変わるから
%USERPROFILE%
に置き換えて操作するとだいぶ便利
コマンドをそのままコピペでOk
cd %USERPROFILE%\Desktop\UnityProjects\MyUnityProject
移動できたかの確認は cd
だけ入力すればいい
cd
結果として下記が表示されていれば移動が成功してる
C:\Users\ユーザー名\Desktop\UnityProjects\MyUnityProject
✅ 5. Gitの初期化(Git管理を始める)
コマンドプロンプトの作業フォルダ位置を MyUnityProject
にする
コマンドをそのままコピペでOk
git init -b main
git init
= Gitを使い始める準備をさせる初期化コマンド
「このフォルダ、これからGitで管理するで」って宣言してる感じ
これをしとかんと、Gitはそのフォルダを「ただのファイル置き場」としか見てくれへん
-b main
= 初期化後に作られる最初の作業場所(ブランチ)の名前を指定するオプション
昔は「master」って名前にする人が多かったけど、今は「main」が主流になってる
GitHubも「main」基準で動いてるから、これしとかんと連携でコケる
✅ 6. Gitユーザー情報を設定(任意)
プロジェクトごとにGitのユーザー名とメールアドレスを設定できる
なにそれ?とか気にならん人は、いったんスルーで大丈夫
git config user.name "YourName"
git config user.email "your@email.com"
削除してデフォルトに戻す場合
git config --unset user.name
git config --unset user.email
✅ 7. .gitignoreファイルを作る
Git管理に含めたくないファイル一覧を作成する
コマンドをそのままコピペでOk
echo [Ll]ibrary/ > .gitignore
echo [Tt]emp/ >> .gitignore
echo [Oo]bj/ >> .gitignore
echo [Bb]uild*/ >> .gitignore
echo [Uu]serSettings/ >> .gitignore
echo *.csproj >> .gitignore
echo *.sln >> .gitignore
echo *.user >> .gitignore
echo Logs/ >> .gitignore
.gitignorを設定してると、いらんファイルがGit管理に含まれない
✅ 8. Gitに現在の状態を記録する
全部のファイルをGitに追加する
git add .
= 現時点で変更されたファイルを、Gitに「記録対象として追加して」って伝えるコマンド
.
の意味は「今のフォルダ内すべて」ってこと
編集・作成・削除したものを一括で管理対象にまとめて追加してくれる
git add .
変更履歴とコメントを記録する
git commit -m "メッセージ"
= 追加された変更内容にコメントをつけて、履歴として保存するコマンド
「この時点でこういう変更した!」ってタイムスタンプ付きで記録が残る
メッセージ部分はあとで見返す用やから、ちゃんと書いとくと後々めっちゃ助かる
git commit -m "初回コミット"
✅ 9. GitHubにリポジトリを作る
ブラウザでGitHub開いてログイン
右上の「+」 → 「New repository」
- Repository name:プロジェクト名に合わせる(今回はMyUnityProject)
- Description:プロジェクトの概要(空でもOK)
- 「Public or Privete」→ 好きなほうでいい
- 「Initialize this repository with:」→ チェックしない
- 「Add .gitignore」→ デフォルトのまま
- 「Choose a license」→ デフォルトのまま
表示されたHTTPS
のURLをコピーしておく
https://github.com/yourname/MyUnityProject
たぶんこんな形になってる
✅ 10. GitHubとプロジェクトを接続する
git remote add origin
= 「このローカルフォルダ、GitHubのこのリポジトリとつなげといて」っていう接続設定コマンド
GitHubとローカルを“ひもづけ”する一発目の大事なやつ
これやっとかんと、GitHubに送るときに「どこに送るねん」って怒られる
git remote add origin https://github.com/yourname/MyUnityProject.git
✅ 11. GitHubに初回アップロード(認証あり)
git push -u origin main
= 「mainブランチの変更を、GitHubのorigin(さっき登録したリモート)に送るで」ってコマンド
これやると、次回からは git push
だけで済むようになる
最初だけのちょい面倒な儀式やけど、1回で済むから必須
コマンドをそのままコピペでOk
git push -u origin main
初回は自動で認証用のブラウザが開く
[Sign in with your browser」
をクリック
そのあとGitHubにログインできたら
急に白い画面になる…けど
そのままそっと閉じてOK
✅ 12. CRLF警告について
LF will be replaced by CRLF
Windows環境で出てくる改行コードの警告メッセージ
-
LF
(Line Feed)=UNIX系(mac / Linux)の改行コード -
CRLF
(Carriage Return + Line Feed)=Windowsの改行コード
Gitは「お前のファイル、改行コード変えるで」って事前に教えてくれてるだけ
これでバグったり動かなくなることは基本ないから、気にせんでOK
※こだわりたい人だけ別途 core.autocrlf
とかで設定調整すればいい
✅ 13. よく使うGitコマンドまとめ
git status
git add .
git commit -m "メッセージ"
git push
git pull
git checkout -b ブランチ名
✅ 14. 感想
プロジェクトを始めるときは、Git環境の構築は必須レベル
履歴が残るから安心で、別のPCに移ってもすぐ再開できる
慣れれば3分で済むし、やっておいて損はない