前提
- 企業内ネットワーク環境で、Proxy 経由でないとインターネットへ出られない
- Proxy そのものの設定は変更できない
- 話を簡単にするために、全プロトコル同一 Proxy
- Proxy にユーザ認証は無い
やりたいこと
- WSL のディストリビューションが普通にインターネットから更新出来るようにしたい
- VSCode のリモート WSL が普通に動くようにしたい
- VSCode のリモート SSH で Hyper-V 上の環境が普通に動くようにしたい
設定
WSL
apt.conf 設定
プロキシサーバが立っていてそのままネットに出られない場合、apt.conf を作らないと apt-get 等でソフトウェアのインストールや更新が行えない
- /etc/apt.conf
Acquire::http::proxy "http:<fqdn>:<port>";
wget
VSCode の Remote WSL で拡張機能を入れる際に内部的に wget を使っているので、.wgetrc を書く。
- ~/.wgetrc
use_proxy=on
http_proxy=http://<fqdn>:<port>
https_proxy=http://<fqdn>:<port>
HTTP_PROXY=http://<fqdn>:<port>
HTTPS_PROXY=http://<fqdn>:<port>
bash
bashrc にも書いておく。
- ~/.bashrc
export http_proxy=http://<fqdn>:<port>
export https_proxy=$http_proxy
ALL_PROXY=$http_proxy
Hyper-V 仮想マシン
基本的に、上記 WSL と同様。
参考情報: https://gist.github.com/taoy/eaf225e4459af23f8cc1be59937407da
Docker Desktop
設定パネルに proxy 項目があるのでそこで設定。