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IT業界に迷い込んだ、非情報系出身の君へ

Last updated at Posted at 2025-08-10

はじめに

記念すべき初投稿です。
記事は学生・若手エンジニアへの注意喚起と、私の懺悔と思考整理のために作成しました。

誰がこの記事を読むべきか

  1. 学生時代を目標もなく漠然と過ごしたくせに、多少弁が立つためにサークルやアルバイトの経験談をうまいこと盛ることができ、結果、間口の広いIT企業で見事内定を獲得した学生
  2. 「ポテンシャル採用」「そこそこの年収」「リモートワーク」という蜜に誘われ、未経験でIT業界に吸い寄せられてしまった学生
  3. 新卒未経験で入社したIT企業で2,3年働き、チームリーダーや情報系出身の同期、後輩の技術力との差に絶望している若手エンジニア
  4. 人材不足のため、教育体制も整わないまま会社が決めた未経験大量採用でなだれ込んできた使えない部下を持つリーダー

私は誰か

  • 学歴:生物系修士卒
  • 会社:ITコンサル
  • 実質:SIer
  • 入社時期:2023年(3年目)
  • 入社理由:会社がやっている医療DXがなんとなく面白そうだったから
  • 得意領域:なし
  • 技術系資格:なし
  • やる気:あるよりのなし
  • その他:上記1~3を経験してきた/経験している人間

エンジニアにもうすぐなる学生のあなたへ

「未経験でも、まあなんとかなるだろう」と考えているでしょう。

残念ながら、想像通りにはいきません。

あなたは今想像しているよりもずっとずっとたくさんの勉強をしないといけません。
勉強は仕事の時間中には行えません。
研修で教わる技術的要素は、実務では1~2割も役立てば良い方で、また実務をする頃には忘れています。
仕事は19:30に終われば早い方です。

つまり、あなたは社会人になると休日に勉強をしなくてはなりません。
その上、必要な知識が多すぎて何を勉強したらいいのかもよくわからなくなります。

最後に自発的に勉強をしたのはいつでしょうか?
会社に入ると、あなたより優秀なのに、あなたより勉強をする人間は周りにいくらでもいます。

IT未経験と情報畑出身者の差はマジにでかいです。
その差は今から入社までの期間でどうこうなるものでは有りません。

→ではどうするか?

どうにかするためのアプローチは無数にあります。
しかし、あなたが私と同様の人種であると仮定すると、「この本を読め!」「この分野は事前に学べ!」「基本情報は入社前に取れ!」などの正しい意見はすべて無視するでしょう。

そのため、私が丸2年先に末端エンジニアの先遣隊として戦地に赴き、得た知見から唯一これならできる、と思った方法を共有します。

→生成AIと話そう。

とりあえずGeminiをスマホにインストールしましょう。
私は生成AIが使える時代にエンジニアを始められて、本当にようやくギリセーフだと思っています。
生成AIがなかったら、多分この業界は諦めていたでしょう。それくらいパワーがあります。

もしあまり使ったことがなければ、是非今から触るクセを付けておくとよいです。
最初はスマホアプリで十分だと思います。入社後、PCが貸与されたらもっと色々やれるようになります。
入社前からPCでAI使って勉強できてたら、御の字だと思いますよ。

→なにを話すの?

それもAIに聞きましょう。答えてくれます。
プロンプト(調べましょう)にIT未経験であることや、何をしたら良いのかもわかっていないことを記載すると効果的です。

→話して、そのゴールは?

具体的に必要な知識は千差万別でしょうからおまかせしますが、共通して必要なのは

  • とりあえずすぐ調べるクセづけ(検索にストレスを感じない)
  • 毎日なにか学ぶクセづけ(ゴミみたいな知識で良い、ITと関係なくても良い)
  • 知りたい知識を、「知るため」の知識(獲得までのアプローチ)

このあたりを身に着けられれば、社会人の準備としては悪くない出来に仕上がるかなと思います。
このゴールもAIにコピペすれば良いでしょう。

他にも、「あなたは何ができるか」「あなたの危険性は」「あなたの種類は」など、気になったことを何でも効くことをおすすめします。
いい時代、、、

エンジニアになって数年経ってしまったあなたへ

そろそろまずくないですか?

私はまずいと思ったのでこの記事を書きました。
本当はゲームしたいし、勉強したくないし、キーボード触りたくもないです。
最近は現実逃避で、海外旅行のYoutube動画をよく見ています。

一刻も早く「これができます」を言えるようにならないと、とは思っていますよね?
なら動きましょう。何からやればいいかも、わかっていると思います。

本当にわからないなら、Slackで最近上司に言われた「〇〇の✕✕をお願いします」を探して、「〇〇 チュートリアル」でググるか、Geminiに今の思いを吐露しましょう。

私はそれで一旦、「この記事を書いてみる」までには至りました。

わたしへ

続けなさい。

ようやく鋼鉄のように思い腰をあげ、わざわざ三連休の中日に一人部屋に閉じこもりこの記事を書きましたね。
この衝動は継続しないと全く意味のない、ただのイタいガキのポエムになります。

まずは日々学んでいる技術についての記事を作成することを目標にしなさい。
Salesforce,C#,TypeScript,Docker(本当に腹が立った),プロキシ(本当に勘弁してくれ)etc,,,
書ける内容は多くあるはずですね。
備忘録的なもので構わないので、発信をするということに快感を覚えましょう。

そして何者かになりましょう。そして稼いで、旅行に行きましょう。

  • 何者かになったときには、もう旅行など行けないのでは?
    :sweat_smile:

記事作成所要時間

1時間45分

疲れる。次は軽いものを書きたい。
おそらく、質より量のほうが目的には合っている。

ここまで読んでくれたあなた

ありがとうございました。
頑張りましょう。私も頑張るので。

蛇足

「頑張る」の語源
→「我張る」、「我を張る」と自分の意見を押し通すことで、もともとはネガティブな表現だったようです。
それが転じて、「どこまでも忍耐して努力する」という意味に広がったと。

まずは頑なに張って、耐えましょう。そうすれば、いずれ我を張れるようになるのでしょう。

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