PCローカルでGraphQLを試す
背景
僕は現在SEとしてフルスタックな開発業務推進&実務をやっています。
自社の営業サイドから仕事が回ってくるとき、
- フワッとした要件定義でやっちゃえ、とにかく動かしちゃえ
- 仕様・設計バグがあってもアジャイルで改善すればいいんじゃね?(誤用)
という開発風土があるため、フロントエンド周りの改修が多発し、結合度高めなREST APIも改修が発生しやすいという状況があります。
そこで、フロントエンドの改修頻度高めを前提としたうえで、API改修頻度の方を下げられないか、と今回はじめてGraphQLを試してみました。
手順
windows10で実施。
- Apollo Serverインストール
> mkdir C:\Works\Projects\gqlserver
> cd C:\Works\Projects\gqlserver
> npm init --yes
> npm i apollo-server graphql
- 実装
gqlserver\src\index.js を作成(中身は後掲載)
- 起動
> cd C:\Works\Projects\gqlserver
> node .\src\index.js
- 動作確認
VSCode拡張機能のThunder Clientを使用
結果
実装、起動、動作確認を1shotにした図が以下です。
① データ取得だからGET
だと思い込み「何で動かないんだGraphQL...」とそこそこ悩んだ時間があり心が挫けそうになりました。
(ここを読んでいる方にはそんな心配はありませんね。congratulation!!)
② index.jsの実装
@ozaki さんの「【now】ApolloServerを無料でサーバにデプロイする」より。
ありがとうございます。
③ server起動
結論
今回はじめてGraphQLを動かしましたが、正直REST APIとの差をまだ感じられていません。
REST APIからGraphQLに移行したところで、アジャイル開発(誤用)なAPI改修工数削減に効果があるのかが理解できていません。
(ただ単に社内のAPI設計が不十分なだけで、設計強化でなんとかなる内容なのかもしれません)
継続して学習が必要です。
以上