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【Uipath】自主作成ロボット解説

Last updated at Posted at 2024-12-04

目次

  1. はじめに
  2. ①経費申請振り分けロボット
  3. ①経費申請振り分けロボット 解説
  4. ②交通費検索、集計ロボット
  5. ②交通費検索、集計ロボット 解説
  6. まとめ

1.はじめに

私のRPA歴は約6年ほどで
BizRobo!、WinActor、PowerAutoMateの利用経験があります。

今回はUipathを使って、初めてしっかり目のロボットを2体作成しました。

そのため、処理はスマートではなく、かつオリジナリティ満載な作りですが

同じようにUiPathを始める方には参考になるかもしれません。

2.①経費申請振り分けロボット

処理内容

①9時~18時の間、繰り返し稼働
②特定のフォルダにファイルが格納されたら、以下パターンでフォルダ振り分けを行う
・休暇を含むファイル名
➡休暇申請フォルダへファイル移動
・経費を含むファイル名
➡経費申請フォルダへファイル移動し、所定のメールアドレスへ格納した旨、送信
・その他
➡その他申請フォルダへファイル移動

処理イメージ画像

inputのフォルダイメージ
034.jpg

休暇申請フォルダイメージ
031.jpg

経費申請フォルダイメージ
030.jpg

その他申請フォルダイメージ
032.jpg

送信されるメールのイメージ
033.jpg

3.①経費申請振り分けロボット 解説

処理の全体図はこちら
繰り返しの中で時間を取得し、対象時間内であれば続け 対象外であれば終了させる。
01.jpg

9時~18時の間の処理はこちら
フォルダ内のファイルを検索し、存在すれば条件分岐で振り分け先を設定
必要であればメールを送るようにしている。
また、仮にファイルが存在していなければ何もしないようになっている

02.jpg

※ここで一か所注意※

フォルダ内の情報を格納した変数「CurrentFile」は後続で利用する場合
型の問題でそのまま利用できないことあり
「CurrentFile.name.」や「CurrentFile.fullname.」で利用がオススメ

03.jpg

4.②交通費検索、集計ロボット

処理内容

①特定のフォルダに格納されたxlsxファイルを開く
②A列、出発駅 B列、到着駅 C列、費用 を取得
③乗換案内サイトで検索し、おすすめ上位に出た金額を取得
④集計用Excelに転記し、金額を入力
⑤特定のフォルダに他にもxlsxファイルがあれば、繰り返し処理する
⑥集計用Excel保存

処理イメージ画像

フォルダイメージ
000.jpg

ファイル内のイメージ
001.jpg

乗換案内サイトイメージ
002.jpg

集計用Excelイメージ
003.jpg

5.②交通費検索、集計ロボット 解説

処理の全体図はこちら
環境設定ファイルから、パスなどを取得
その情報をもとにinputデータから交通費検索、結果をExcelに集計を行う
21.jpg

環境設定ファイルから、パスなどを取得
22.jpg

inputデータから交通費検索、結果をExcelに集計を行う

30.jpg

※ここで一か所注意※

転記先の情報を可変にするため
変数をカウントアップして
1回目は1行目、2回目は2行目、3回目は3行目....のように設定を。
行わないと同じセルへ書き込み続けてしまいます。

31.jpg

6.まとめ

開発していて改めて思ったのは
RPAの基本が分かっていれば、大体組み立ては可能。
開発的にはWinActorが一番近い。
WinActor利用経験者なら、上達が早そう。

変数管理は要注意
枠?シーケンス?ごとに管理のため、使う枠内で留めるように変数作成が必要
090.jpg

変数+文字列
もしくは変数+変数を使いたいときは

and を使う
※数値の場合は + でOK

091.jpg

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