はじめに
現在知的財産を扱う方々とお仕事をしているので、
せっかくなら…と思い知的財産のことを勉強するついでに資格を取ってみました。
エンジニアの方々がIT系以外の資格を勉強する際の参考の一助となれば幸いです。
参考文献
本記事で使用している画像などは、すべてこちらから引用しています。
そもそも知的財産管理技能士ってなに?
私も正直なところ、最近までこの資格のことを知りませんでした。
超一言でお話しすると
- 知的財産(本に書かれた内容や、新しい技術的なアイディアなど…)を保有する企業などの『新たな競争力』をマネジメントする資格
です。
その「知的財産をマネジメントする力」を公的に証明する国家資格が『知的財産管理技能士』という資格になります。
もうすこしくわしく
合格者には「知的財産管理技能士」という国家資格が与えられます。
今回私が取得したのが3級で、「三級知的財産管理技能士(管理業務)」となります。
3級には受験資格はありませんが、上位の級を受験するためには、
- 下位の級の合格
- 実務経験
等のいずれかが必要となります。
詳しい受験資格については、参考文献として公式サイトのリンクを貼付していますので、そちらをご確認ください。
受験費用については以下のようになっています。資格取得となるためには学科、実技のいずれにも合格しなければなりません。
受験費用
受験費用についても、公式サイトに表がありましたので、こちらに掲載しておきます。
<受験費用>
勉強方法
受験期間としては約二か月、平日は1日1時間、休日に時間取れた場合はその分纏めて
みたいな感じで勉強を進めました。
使用テキスト
一問一答を電車の中で読みながら知識を抑えて、
過去問1冊を解いたというシンプルな方法です。
試験の振り返り
【GOOD】
- 自分の学習スタイルが確立できた
恥ずかしい話ですが、学生の頃よりあまり勉強をしたことがなく、自分に合った勉強方法が確立できていませんでした。
そのため、毎回試験勉強やら資格試験やらでひぃひぃ言いながら勉強していたのですが、今回の資格試験ではやり方から(といってもやったことはシンプルですが…)考え、自分が一番集中して勉強できる時間帯、インプットできる教材などをいろいろと試行錯誤しながら
考えて実践し、結果として合格することができたのは自分の中でも大きな出来事でした。
ちなみに私に合った勉強方法は、
- 一問一答をインプットできるまで周回(テキストは読んでいる途中で飽きてしまうことが分かったため、今回は購入しませんでした)
- 過去問でひたすら問題演習し、間違えたところは解説が暗記できるレベルにまで読み込み、異なる選択肢はなぜそれが異なっているのか理解できるまでやりこむ
が自分の中での勉強方法としてとてもマッチしていました。
今後もしテキストが必要になってきた場合は最初から読破しようとするのではなく、
解説を読んでもわからなかった場合の辞書として活用しようと思います。
【BAD】
- 過去問のやりこみが甘く、得点は合格ぎりぎりだった
これは言い訳になってしまいますが、正直学習の時間はあまり多く取れませんでした。そのため、過去問のやりこみを完璧にすることができず、9割程度での試験本番となりました。
次回はよりスピーディーにやりこむ方法を考えて学習の効率を上げようと思います。
おわりに
今回は3級に受験して無事に合格できました。
知的財産について学ぶのはすごくおもしろかったので、次の2級にもチャレンジしようと思います。合格したらまた記事を書こうと思います。