はじめに
間違えたところや知らなかった単語について
自分なりにまとめたものを学習記録として残します。
間違えたところ・知らなかった単語
キャッシュメモリ上のアドレスと主記憶上のアドレスを関連付ける方法について
- 3つの方法がある
- ダイレクトマッピング
主記憶のアドレスからキャッシュメモリのブロックが一意に定まる方式 - フルアソシエイティブ
主記憶のブロックをキャッシュメモリのどのブロックにも関連付けることのできる方式 - セットアソシエイティブ
キャッシュメモリのブロックを連続した一定数ごとにまとめたセットを用意し、主記憶のアドレスから対応するセットが一意に定まり、そのセット内のブロックならどれでも関連付けることができる方式
ダイレクトマッピングとフルアソシエイティブの中間に的な存在で、現在ほぼすべてのCPUアーキテクチャで採用されている
- ダイレクトマッピング
CAP定理について
- 分散処理システムにおいては、一貫性、可用性、分断耐性のうち、2つまでしか満たすことができないとする定理
- 一貫性
データの整合性が常に保たれていること - 可用性
利用したいときに求める分だけ利用できること - 分断耐性
データを複数のサーバに保管していること
担保できない理由
一貫性と可用性を保証しようとすると必然的に単一のデータベースとなり、分断耐性がありません。また、一貫性と分断耐性を保証しようとすると、データベースの2相ロックや3相ロックが必要となり可用性が損なわれます(ロック中は利用できない)。そして、可用性と分断耐性を保証するシステムでは、ロックを掛けないので一貫性が損なわれます。
プロジェクトにおけるコンティジェンシ計画について
- 予期せぬリスクが現実化した際に、プロジェクトが被る被害を最小限にとどめて、速やかに事態の克服を図るための緊急事態対応の計画
- ある事象が起きた場合に限り実行するように設定されるものなので、発動条件となるリスクのトリガーとそのとき実行する対応策を記述する
VLIWについて
- Very Long Instruction Wordの略称
- コンパイル時に依存関係のない複数の命令を一つにまとめ。同時実行する手法
- 一つの命令が非常に長くなる
- 並列動作可能な状態になっているため、処理時間の短縮が期待できるが、その分コンパイラの設計がむずかしくなる
ほかの選択肢から学んだこと
略称 | 正式名称 | 意味 |
---|---|---|
CISC | Complex Instraction Set Computer | 複雑で多機能な命令セットでコンピュータを構成する設計方式 |
MIMD | Multiple Instraction Multiple Data | 複数の命令とそれに対応するデータを、それぞれが独立している複数のプロセッサに分けて処理する設計法式 |
RISC | Reduced Instraction Set Computer | CPUに与える命令を短く固定長化し、専用の論理回路で高速に実行できるようにした命令セットでコンピュータを構成する設計方法 |
データ管理者とデータベース管理者について
- データ管理者
- DA(Data Administrator)
- 概念設計、システム化の範囲で論理設計などデータそのものの管理を行う。
* データベース管理者
* DBA(Data Base Administrator)
* DAが設計した論理データモデルから物理設計を行い、データベースを構築したり、構築後のデータベースの運用設計および運用保守などデータベースの管理を行う。
ファーストパーティーcookie、サードパーティーcookieの違い
- 現在訪問しているWebサイトのドメインから発行されてるのがファーストパーティーcookie
- 閲覧しているページ内の広告等の要素の配信とともに別ドメインから発行されるのがサードパーティ(第三者配信)cookie
- サードパーティーcookieをブロックすることで、サイトを横断したトラッキングを防ぐ効果がある
- サイトを横断したトラッキングの例
- Amazonで気になる商品を検索した後、別のサイト見たらその商品に関する広告が表示されるなどの現象
- サイトを横断したトラッキングの例
ほかの選択肢から学んだこと
- cookieは閲覧履歴の記録や、Webサイトの改ざん検知には関係しない
ユーザビリティについて
- ユーザビリティは、「利用者にとって使いやすさ」
- ユーザビリティを評価する手法は全部で5つ
手法名 | 説明 | 実施方法 |
---|---|---|
アンケート | 専門家が用意した質問用紙を利用者に配り、記入された回答を分析する手法 | 利用者が参加する |
回顧法 | 利用者にタスクを実際に実施してもらい、専門家がその行動を観察する。また、事後の質問に対する回答も併せて分析する手法 | 利用者が参加する |
思考発話法 | 被験者にタスクを実行してもらい、その操作を行っている間、考えたことや感じたことを口に出してもらうことで利用者の感じ方や思考を分析する手法 | 利用者が参加する |
認知的ウォークスルー法 | 複数の専門家が対象ユーザの行動をシュミレーションする手法 | 専門家だけで実施・人の認知過程が基準 |
ヒューリスティック法 | 複数の専門家が経験則に基づいて問題点を明らかにする手法 | 専門家だけで実施する・専門家の経験則が基準 |
レインボー攻撃について
- パスワードクラックの手法の一つ
- ハッシュ値からパスワードを特定するための逆引き表を基に、パスワードを高速で解読するクラック手法
- ハッシュ値からパスワードを特定する逆引き表は「レインボーテーブル」と呼ばれる
- レインボーテーブルは、使用される文字の種類と文字数の組み合わせに応じて作成される
ほかの選択肢から学んだこと
- レインボー攻撃以外の攻撃方法(一部)
攻撃方法 | 説明 |
---|---|
パスワードリスト攻撃 | 何らかの方法で事前に利用者IDと平文のパスワードのリストを入手しておき,複数のシステム間で使い回されている利用者IDとパスワードの組みを狙って,ログインを試行する攻撃 |
総当たり攻撃 | パスワードになりえる全ての文字列を使って総当たりでログインを試行する攻撃 |
類推攻撃 | 生年月日や電話番号などの個人情報を聞き出し、パスワードを推測する攻撃 |
UDPと使用されているプロトコルについて
- UserDatagramProtocolの略称
- 途中で抜けが生じても問題が少ない音声や画像のストリーミングに使用されている
- NTP(Network Time Protocol)がUDPの123ポートを使用している
バイラルマーケティングについて
バイラルマーケティングは、インターネット上では人から人への口コミが連鎖して爆発的に広がっていく性質を利用し、SNSやメール等での拡散を狙って話題になりやすい記事や企画を仕掛けることで、商品やサービスへの認知や興味を高めようとするマーケティング手法です。口コミを活用するので少ない広告宣伝費用で大きなプロモーション効果が望めますが、利用者に自発的なアクションを促す仕掛け作りが難しい、拡散の度合いがコントロールしにくいという面もあります。バイラル(viral)は、「ウイルス性の」や「感染的な」という意味を持つ言葉です。
ほかの選択肢から学んだこと
- ほかのマーケティング手法
名称 | 説明 |
---|---|
1to1マーケティング | 顧客一人一人の興味関心に合わせて行うマーケティング手法 |
マスマーケティング | すべての購買者に対して画一的なマーケティングを行う手法 |
ホワイトボックステストにおける網羅性について
- 条件網羅
- 結果がTrue・Falseとなるパターンを少なくとも1回は実施するテストケース設計手法
- テストケース設計は表を書いて考えると網羅できているかがわかりやすい
ほかの選択肢から学んだこと
所感
まずは午前の過去問を一周、何も勉強していないところから解いた。
もっとできないと思っていたが、本当に少しだが知っている部分も出たので多少できた。
分野を問わず間違った認識で覚えていたこと、そもそも知らなかったことが多かった。
また、知っていても問題文を拾い読みしたことによる誤解で不正解となったこともあった。
過去問の実施によってインプットを図る。