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ゼロからXMLを勉強しなおす1

Last updated at Posted at 2022-09-12

はじめに

UiPathでXMLファイルの形式を扱うことが多くなったことをきっかけに、
ゼロからXMLを勉強しようと思ったので、メモとして残します。

今回の学習メモ

今回勉強した内容です。
箇条書きでまとめています。

XMLの特徴

  • XML(Extensible Markup Language)の略称

  • W3C(World Wide Web Consortium)により勧告されるメタ言語で「拡張可能なマークアップ言語」の訳

    • W3CはWWWで利用される技術の標準化を推進する団体。マサチューセッツ工科大学など大学や研究所、企業などが集まって1994年10月に発足。
    • W3Cでは
      • 作業ドラフト
      • 勧告候補
      • 勧告案
      • 勧告
        の手順で標準化作業が進む。XMLでは現在のVer1.0が1998年に勧告された。
  • 「XMLはメタ言語」といわれるが、この意味は「言語を作ることができる言語」という意味。

  • 「マークアップ(文中につける印)」を使い、文章やデータの中に、別の情報を埋め込む言語」をマークアップ言語と呼ぶ。

  • XMLは「自分で文中につける印を拡張し、言語(仕様?)を作る言語ということになる。

SGMLやHTMLとの関係

  • XML以前にも同じ目的でSGML(Standard Generalized Markup Language)というメタ言語が存在したが、あらゆる用途に使えるようにと考えられたため、非常に複雑で扱いづらいものだった

  • その後インターネットのWebページを記述する言語であるHTML(Hyper Text Markup Language)がSGMLから作られ、W3Cに勧告された

  • しかしHTMLは

    • 複数の文字コードがエンコードできない
    • 大文字と小文字を識別しない
    • 使用できるタグが固定されている
    • 終了タグのないものや省略できるもの、独自に拡張されたものがあり使用が不安定
      という問題があり、様々なデータを文書中に埋め込むのは難しかった
  • そこでSGMLの部分集合として不要と思われる機能を削除し、「インターネットで扱いやすい言語」としてXMLというメタ言語が開発されることとなった

  • 現在はXMLで定義されたHTML(XHTML)もW3Cにより勧告されている

データ形式

  • XMLのデータは「XML文書」と呼ばれ、テキストデータで構成されている(XMLの文書ファイルはテキストファイル)→インターネットでやり取りがしやすく、直接エディタなどで内容を表示・編集することができる
  • XMLがプラットフォーム(OS・実行環境)に依存しない、柔軟なデータ交換に利用できる

XMLの応用

  • XMLの応用として、
    • 社内文書
    • 仕様書
    • マニュアル
    • 製品カタログ
      などの文書データや、
    • 顧客情報
    • 受発注などのDB
    • アプリケーションのデータ
      などすべてのデータをXMLで置き換えることが考えられている
      (実現すれば不特定多数の企業間による相互データ連携がインターネットを通じて可能になると考えられているため)

おわりに

続きはまた今度書きます。

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