はじめに
学習記録の4です。
間違えたところ・知らなかった単語
イノベーション理論について
革新的な商品・サービスなどのイノベーションの普及に関する理論に「イノベーション理論」というものがあります。この理論では、商品購入の態度を新商品購入の早い順に5つの層に分類しています。
イノベータ(Innovators:革新者)
冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。
アーリーアダプタ(Early Adopters:初期採用者)
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダとも呼ばれる。
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。
ラガード(Laggards:遅滞者)
最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。
イノベーションの普及においては、イノベータとアーリーアダプタで構成される初期市場で受け入れられても、アーリーマジョリティ以降で構成されるメイン市場に普及させるのが難しいと知られており、キャズム理論では、このアーリーアダプタとアーリーマジョリティの間に存在する乗り越えるのが難しい溝を「キャズム」と呼んでいます。
オプティマイザ(optimizer)について
SQLが実行された際に、対象となるレコードの取得時間が最小となるようにアクセスパスを最適化するDBMSの機能のこと
レコードを取得するためには、インデックスの使用や表全体の読み込みなど複数の実行方法が考えられるが、オプティマイザはクエリの実行計画を評価し、問い合わせ内容に応じて最も効率が良い方法を選択する。
アクセスパスを選択する基準には「コストベースアプローチ」と「ルールベースアプローチ」の2つがあり、コストベースアプローチが一般的です。コストベースアプローチは、DBMSに蓄積された表やインデックスの統計情報をもとにコストを見積り、その結果に基づいて最も効率的な実行計画を作成する方法です。よって、コストベースアプローチにおいて実行計画を得る際に必要となる情報は「統計情報」が適切です。
なお、ルールベースアプローチは、あらかじめ決めておいたアクセスパスの優先順位などのルールに、実行しようとするSQL構文と表やインデックスの定義情報を当てはめて実行計画を作成する方法です。
プリエンプションについて
実行状態のタスクがOSの制御によって、CPUの使用権を奪われ、実行可能状態に移されること。以下の条件を満たした場合、プリエンプションが発生する。
- 実行状態のタスクより優先度の高いタスクが実行可能状態になる
- 実行状態のタスクに割り当てられたCPU使用時間が終了する
OSがCPUやシステム資源を管理し、CPU使用時間や優先度などによって複数のタスクを実行状態や実行可能状態へ切替えながら実行していくマルチタスク方式をプリエンプション方式といいます。
RFI(Request for Information)について
企業。組織がシステム調達や業務委託をする場合や、はじめての取引となるベンダ企業に対して情報の提供を依頼すること。
RACIチャートについて
- 責任分担表(RAM)の一種
- 二次元の票の各軸に、要因名・作業を設定し、それぞれの要因が担う役割及び負う責任を作業別に一覧化したもの
- プロジェクト内での責任を明確化するとともに、作業が適切に割り振られる手助けをする
- 実行責任(R)
- 説明責任(I)
- 相談対応(C)
- 報告先、情報提供(A)