はじめに
定例や会議などのファシリテーターを任されることが最近増えてきたのですが、ファシリや会議に向けての準備段取りがヘタクソすぎて何とか出来ねえかなと思い本書にたどり着きました。
本書の中で自分が特に覚えておきたいと思った部分について、記録に残します。
今回読んだ本
どんな本なの?
「モダンミーティング」という形式をもって会議を執り行い、
意思決定のスピードを加速させるための準備などについて書かれていました。
妥協しない、止まらない、先送りしない。
たかが会議とあなどってはいけません。
会議は、戦争が最終手段であるように、ビジネスにおける最終兵器なのです。
読んでみてどうだった?
冗長な部分もありましたが、得られた知見も多くありました。
冗長である分、必要最小限の部分、あるいはすぐ取り入れたり学べる部分を取捨選択して自分の中に落とし込むことで、より自身が主催する会議を「モダンミーティング」に近づけることができるのではないかと感じました。
具体的に学んだ部分については次の章で引用していきます。
自分が業務に役立てたいと思った言葉
モダンミーティングは、書類を読まない組織では機能しない
ミーティングは意思決定のために行われる。
一旦決まった意思決定は実行されるべきものだ。実行するための唯一の方法は、情報シェアのためのミーティングを一切行わないことだ。
ブレインストーミングの目的は、恐れを断ち切り、想像力の目を自由にさまさせっることだ。
専門家も認めていることだが、ブレインストーミングを成功させる最大のポイントっは楽しく行うことで、評価したり批判したりすることが一切ない時間を作り出すことだ。
設定や、雰囲気、実施ルールなどが通常のミーティングとは違うことで、メンバーにはこの集まりが気の置けないもので、リスクのあるものではないことが分かる。
実のところ、最初にやらなければならないことは。どのようにして意思決定するかを決めることです。まずは以下の質問を自問自答してみてください。
- この事項に関して、一人で意思決定できるか?
- グループで意思決定することが必要だとして、どのようにして、そしていつ、グループのメンバーにそれを知らせるか?
- この意思決定は、直感的にできるか?あるいはしっかりとした分析が必要か?
- ほかのメンバーの意見を聴くことが重要か、あるいはすでに十分に事実関係を知っているか?
- ミーティングではなく、誰かと対話するだけで済まないか?
- 意思決定するまでにどれくらいの時間が必要か?
- 次のアクションプランはどうあるべきか?
おわりに
会議において重要なのは会議を始める前のステークホルダー選定や意思決定するための段取り根回しをどれほど迅速にできるかが勝負であると感じました。
子の学びをぜひとも生かしていきたいと思います
参考文献
参考になるアジェンダのサンプル等が記載されているサイトです。