「これからはAI・データサイエンスの時代だ!」と今更思い、調べたところG検定というものの存在を知り、受験しようと思いました。
4月には勉強を始めようと思っていたのですが、なんやかんやあり本格的に勉強を始めたのは6月に入ってからでした。
今後G検定を受ける人のためになれば良いなと思い、受験するまでの1ヶ月間に行った勉強と受験した感想をまとめました。
G検定の概要についてはJDLA公式サイトを参照してください。
能力
- AI・機械学習のハンズオンに参加経験あり、基本的な部分を少し学んだ程度
- 自然言語処理について興味があった時期があり、そこで色々と調べたことがある
- 理系なので行列や微分の知識はある
勉強方法
JDLAのシラバスに目を通す。
参考書として以下の2冊を購入。
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト Kindle版
徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト 問題集 徹底攻略シリーズ Kindle版
まずは公式テキストを1回通しで読みました。
次にこの本の巻末に載っている約300個の用語をほぼすべて、意味と一緒にスプレッドシートに書き込みました。
本に載っていることだけではなく、調べてわかったことについても書き込んであります。
そして試験まで残り1週間ほどの所でようやく問題集に手を付け始めました。
問題集にあってスプレッドシートにない用語も追加していきました。
また、勉強と並行してAINOWの記事やYoutubeチャンネルの動画にも目を通しました。
受験!
問題集の問題をすべてできないまま受験時間が来てしまったので、そのまま本番を受験することに。
わからない問題を後回しにしたので、最後まで行って約50分ほど時間があまりました。
この時点で後回しにした問題は全体の約3割ほど。
序盤に法律関連の問題が多かったため、後ろから調べながら解いていきました。
解いていない問題が法律関連のみになったところで残り時間は10分ほど。
調べる時間もほとんどなかったので、残りはほぼカンで解きました。
問題は4択なので、カンでも4分の1で当たりますね。
所感としては、自信を持って正解を選べたのが約5割、自信があまりないのが約4割、カンが約1割。
結果
まだかまだかとヤキモキしていると木曜日に結果のメールが来ました。
なんと合格してました!
正直ビックリです。
今回は受験者数がかなり増えたこと、いつもより難しかった?ことにより
足切り点数が引き下げられたのでしょうか。
【2020年 第2回 G検定】過去最高となる12,552人が受験し、AI活用の今後を担う 8,656人の合格者が誕生。
とにもかくにも合格できたので良かったです。
今後G検定を受ける人へ
G検定は約200問の問題を120分で解かなければなりません。
1問あたり約30秒程度です。なので、わからない問題は積極的に後回しにしましょう。
問題にはチェックがつけられるので、どれが後回しにした問題かわからなくなることはありません。
後回しにした問題の基準は以下の3つです。
- 法律・時事問題
- 長い問題
- ぱっと見でわからない問題
スプレッドシートで作った用語集もある程度役に立ちました。問題全体の約1割ほどの答えはこれで調べたような気がします。
用語集を作っておくのは、調べる時間を短縮する意味でもアリだと思います。
時間があれば、AIやディープラーニングに関する他の本も読んでおくと良いかもしれません。
AI白書 2020 (単行本) Kindle版
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの
これ1冊で合格! スッキリわかるディープラーニングG検定(ジェネラリスト) テキスト&問題演習