4
9

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

アイスタイルAdvent Calendar 2017

Day 14

kaggleで拾ってきたDatasetsをpythonで可視化する

Last updated at Posted at 2017-12-13

アイスタイル Advent Calendar 2017 の 14 日目は、@tanit5699 が kaggleで拾ってきたDatasetsをpythonで可視化してみます。

##Kaggle
Kaggle(カグル)とは、データ解析のコンペサイトで、企業や研究者が投稿した課題に対して、世界中のデータサイエンティストがより精度の高い「予測」モデルを競い合う場所になっています。

参加者の提示したモデルは即時に採点され、順位が表示されます。コンペに参加し、上位入賞者には企業や研究者から賞金が用意されていたり、データサイエンティストとして実力をアピールすることができて求人の際に有利になったりします。

企業や研究者が投稿した課題の他、kaggleが用意したチュートリアルチャレンジ、個人が投稿するデータなど、膨大な量のデータが投稿されていますので、それらを用いて学習するのにも最適な場所になっています。

##Datasets

今回は、Kaggleが投稿した機械学習エンジニア/データサイエンティストに対する2017年のアンケートのDatasetsを使用します。

##データを読み込む

dataVisualization.py
import numpy as np
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
import matplotlib.cm as cm

%matplotlib inline

data = pd.read_csv('../kaggle/DataScience2017/multipleChoiceResponses.csv', encoding='ISO-8859-1')
print(data.shape)

上記のソースコードを実行すると、下記の結果が返ってきます。

(16716, 228)

読み込んだDatasetsは、16716人からの回答数があり、項目が228個が複数回答のアンケート結果になっています。
この中の項目から二つ選んで、データの可視化と軽い分析をしてみようと思います。

##年齢別に回答数をヒストグラムで描画

dataVisualization.py
plt.figure(figsize=(13, 10))
plt.hist(data['Age'].dropna(), bins=50,  edgecolor='white')
plt.title("age distribution", fontsize=15)
plt.tick_params(labelsize=15)
age distribution.png

20代後半が一番多くなっており、kaggleを利用するデータサイエンティストは全体的に若い人が多いことがわかります。0歳や100歳の回答のような明らかに嘘の回答も混じっています。

##国別に回答数を棒グラフで描画

dataVisualization.py
countryData = data['Country'].value_counts()
x = np.arange(len(countryData))
y = countryData.values
plt.figure(figsize=(12, 6))
colors = cm.jet(y /max(y))
plt.xticks(x, countryData.index.values.astype('str'), rotation=90)
plt.ylabel('samples')
plt.bar(x, y, color=colors)
country distribution.png

USAとインドの回答者の数が圧倒的に多くなっています。日本は13番目に多いです。ただし、kaggleの利用者は、100万人以上いるそうなので、1万6千人のサンプルで、USAとインドの利用者が多いとは言い切るのはまだ早そうです。

##まとめ

今回はアンケートのDatasetsから年齢と国だけ可視化してみました。他にも、給料・使用しているツール・おすすめの言語など興味深い項目がありますので、見てみると面白いと思います。
pythonでは、簡単にデータを可視化できるので、今後、業務にも役立てていこうと思っています。

15日目はYuyaAboさんの「きっかけ」です! 

4
9
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
9

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?