新しくサイトを作る時にどのブラウザバージョンまで対応するか悩みます…。
考えるべきポイントを紹介するので迷った場合は参考にしてください!
流入割合を見る
現在運営中のサイトがある場合は分析ツールを使って流入データを確認します!
新しくサイトを作成する場合は、サイトで現在のブラウザシェアを確認します!
使いたいCSSプロパティを基準にして絞り込む
例えば、「gapを使いたいからSafari14.1以降から対応する」とかです。
当然サイトの現状の割合を加味して判断が必要ですが、5%は捨てることになるけど全体の95%をカバーできるならOKとする。と判断できるでしょう。
全体のどこまでをカバーするかは、開発者だけではなく、SEO担当者やステークホルダーともすり合わせをしましょう!
運用コストから考える
古すぎるブラウザで表示を担保しようとすると使えないCSSプロパティやJavaScriptのメソッドが出ていきます。
それによって開発するコストが大きくなったり、変更する際の障害になったりします。
見た目や動作の保証がされないユーザーが増えることはサービスにとってリスクですが、サービスを成長させるための改修が容易ではないこともリスクです。
新しく作るサイトでも最新のブラウザだけに対応してしまうと表示が崩れていたり、ページが動作しないユーザーが多くなる可能性があるので注意してください…
最後に
対応ブラウザの選択に正解はないです。
状況やサイトの性質によって変化します。
継続定期に最適化するのが良いと考えています。
どれくらいの期間で見直すのかは議論が必要になりますが、短くても6ヶ月〜1年ぐらいの期間で見直して調整をかけられると良いのでは?と考えています!