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【まとめ】2021年W3Cの勧告をサクッと振り返ってみた

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改めてW3Cってなに?

W3Cは「Web技術の標準化を行う非営利団体」でWeb標準規格を決めている団体です。
Web標準規格は、開発者がWebブラウザのバージョンごとの互換性を保証するために知っておくべきルールのことです。

2021年W3Cの勧告を振り返る

この記事ではHTMLとCSS関連の勧告について振り返りたいと思います。

HTML

HTMLの勧告は

  • 「HTML Living standard」での定義
  • W3CのHTML5.2や5.1の廃止勧告
  • HTMLのARIAの適合性チェックツールで使用するための要件を定義

の3点でした。

Canvas要素の2DContextに関する定義

「HTML Living standard」での仕様を定義するものでHTML5で定義されていた仕様と変更されたところはない模様です。
確認しましたが漏れていたらすみません…

HTML5.2 / HTML 5.1 2nd Edition

廃止勧告したからこれからは新しい仕様でコーディングしてください!
ってことだと思います。

現在はHTML Living standardに準拠しないといけません。

HTMLのARIA

開発者がチェックをするためのツールとして勧告されたようです。
ダメな例が書いてあるのでWAI-ARIAの実装にはこちらの勧告を見れば良いかと思います。

CSS

CSSの勧告は、

  • 誤字の修正とW3C勧告のステータスとスタイルの変更
  • サンプルHSL値と変換コード
  • ASCIIの大文字小文字を区別しない
  • プロパティ定義テーブルから「メディア」を削除
  • 削除された機能の開発はCSSColor4で継続

CSSのカスケードと継承

前景色とグループの不透明度の色の値とプロパティについて

「ASCIIの大文字小文字を区別しない」「プロパティ定義テーブルからメディアを削除」など言葉の意味はわかってもそれがどのように影響するのかまでは落とし込めていない自分がおります…。

今回はそんな変更がされたということで知識として脳内に収めておきたいと思います。

今年草案になって個人的に気になっている仕様

CSSがネストして記述することができるよー。っていう草案です。
個人的には早く実現してほしいなと思いながら、全てのブラウザが対応してくれるのはいつ頃かな。
正式勧告を楽しみに待ちたいですね!

まとめ

「細かい仕様は把握できてないな…」
「これどおいうことやろ…」
と確認するたびに感じます…。
しかし、繰り返し読むことで少しずつ身になること信じ、
確かこんなこと書いてあったな…と
知識を出したりしまったりを繰り返し、自分のものにしていければと考えています。

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