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Karabiner-Elementsでキーボードの設定をカスタマイズして爆速作業環境を整える!

Last updated at Posted at 2024-07-15

いかに指をキーボードのホームポジションから動かさずにタイピングできるかが作業の効率に関わると思っています。

以前下記の記事を書いてKarabiner-Elementsを利用してキーボードのカスタマイズについて紹介しました。

設定を少しアップデートしたので参考にいただけるときっと皆さんの作業速度が上がるはずです!

Karabiner-Elementsって?

以前の記事に書いているのでサラッと紹介しておきます!

Macのキーボードの設定をカスタマイズするためのソフトウェアです。
このによってキーの割り当てを変更できます!

Macの環境設定からある程度の割り当てを変えることができますが、Karabiner-Elementsはさらに細かく柔軟なキー設定ができるのでcaps lockに文字列のLを割り当てられます!

個人的オススメキーボードカスタマイズ

1ヶ月ぐらい試行錯誤してこれは良さそう!と思った設定を紹介します。
Karabiner-Elementsのアプリケーションを立ち上げて、「Simple Modifications」→「For all devices」を選択します。

image.png

外付けのキーボードを利用しているなどキーボードで個別に設定したい場合は該当するキーボードを選択して設定してください!

設定するには「Add item」から追加します!

caps lockcontrolに変更(以前の記事でも紹介)

「Add item」をクリックするとセレクトボックスが表示されます。

image.png

  • 左側のセレクトボックスにはcaps_lock
  • 右側のセレクトボックスにはleft_control

を設定します。

controlは通常のキー配列だと小指と手のひらの付け根あたりに位置するので少し押しづらいと感じていました。

caps_lockcontrolに設定すると小指でcontrolを楽に押せます!

右側のshiftを`(バッククォート)に変更

バッククォートをどこのキーに設定するか迷ってましたが、現在は右側のshiftをバッククォートに設定しています。

意外に私は右のshiftは使っていないことに気がついたためです!

以前はfnキーに対して設定していましたが、ふとした時にfnキーが使えないのは不便でした…。

command + Q長押しでアプリケーションを終了

command + Qを誤って押してしまってアプリケーションを閉じてしまうことはありませんか?
たまに発生していたので長押しすることでアプリケーションが閉じるようにカスタマイズしました!

こちらの設定はセレクトボックスの設定ではなく、jsonに直接書き加えます!

サイドメニューから「Complex Modification」選択、切り替わった画面の「Add your own rule」(下記画像の右上)をクリックします。

image.png

するとjsonコードが表示されます。

image.png

下記のコードを"manipulators": []の配列に追加します。

{
  "from": {
    "key_code": "q",
    "modifiers": {
      "mandatory": [
        "command"
      ],
      "optional": [
        "caps_lock"
      ]
    }
  },
  "to_if_held_down": [
    {
      "key_code": "q",
      "modifiers": [
        "left_command"
      ],
      "repeat": false
    }
  ],
  "type": "basic"
}

するとcommand + Qを長押しすることでアプリケーションを終了するようになります!

command空押しで日本語と英語の入力切り替え

人によって入力切り替えの設定は違うとは思いますが、わざわざ2つのキーを押さないといけないのが煩わしかったのでcommandを押すだけで切り替えられるようにしました!

サイドメニューから「Complex Modification」選択、「Add predefined rule」をクリックします。

image.png

表示されたwindowの「Import more rules from the Internet」をクリックします。

image.png

表示された画面の検索窓に「For Japanese」を入力して検索してください。
検索された結果から「For Japanese(日本語環境向けの設定)」を「Import」してください。

スクリーンショット 2024-07-15 10.45.08.png

画面を戻ってもう一度サイドメニューから「Complex Modification」選択、「Add predefined rule」をクリックします。

すると先ほどインポートしたルールが追加されているのでその中から「コマンドキー(左右どちらでも)を単体で押した時に、英数・かなをトグルで切り替える」を「Enable」をクリックして完了です!

スクリーンショット 2024-07-15 10.48.28.png

他にも入力切り替えの設定があるのでお好みで設定して馴染むものを選んでいただければと思います!

数字と記号を入れ替える

コードを記述していると記号を使うのにわざわざshiftを押すよりそのまま記号が打ち込めたらいいな…と思って探したらありました!

先ほどの日本語切り替えと同じように「Import more rules from the Internet」からインストールします!

「Exchange number and symbols」をインストールして有効にしてください!
すると数字は「shift」を押しながら、記号はそのまま押せば入力できるようになります!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
それほど設定は難しくないと思います!

複雑なことをしようと思うと先ほどのJsonの修正を行う必要がありますが、少しキーの設定をカスタマイズするならKarabiner-ElementsのGUI上から設定が可能です!

キーをカスタマイズして作業効率を上げていきましょう!

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