Raycastとは
非常に高速な動作かつ拡張性に富んだMacのランチャーアプリです。有料プランもありますが無料の範囲でもかなりのことができます。公式ドキュメントはこちら。
Raycastにしたら不要になったアプリ
AlfredからRaycastに乗り換えたことで個人的に最もメリットを感じたのは今まで個別にインストールしていたいくつかのアプリをRaycastの機能によって置き換えることができ、不要になったことです。
Alfred(ランチャーアプリ)
そもそも私はAlfredをアプリの起動とファイルの検索ぐらいでしか使ってなかったのでAlfredからRaycastに乗り換えるデメリットは全くありませんでした。
Clipy(クリップボード管理アプリ)
コード書くにも調べ事にも必須のアプリでしたがなんとRaycastにはクリップボードの管理機能がデフォルトで備わっておりClipyが不要になりました。Clipyで利用していた以下のような機能がRaycastにも備わっています。
ShiftIt(ウィンドウマネジメントアプリ)
Hotkeyを登録しておくことでウィンドウの分割や画面への左右上下寄せなどができます。これは完全に性格だと思いますが私はウィンドウをきれいに画面分割して使いたい派なので重宝してました。ただ結構古い&もうメンテナンスされてなさそうだったので今回Raycastに置き換えられて個人的に有り難かったです。
Raycastの便利機能
拡張機能
Storeにはコミュニティによって開発されたいろいろな便利拡張機能があります。私がとりあえず入れてみてよかったのはTinyPNGの拡張機能です。
今までTinyPNGを使うときはCLIツールを入れたりブラウザのアプリを使っていましたがこの拡張機能を使うと圧縮したい画像をfinderで選択してRaycastから呼び出すだけで画像を圧縮してくれます。
(※TinyPNGのAPIキー取得にはメールアドレスの登録が必要になります。無料枠では月500ファイルまでの圧縮が可能です。Developer API)
簡単なメモが書ける
テキストエディットのような簡単なメモが使えるのですが地味に便利でした。今までは何かさっとメモりたいものがあると常に出しっぱなしにしてるMacデフォルトのテキストエディットにメモしていましたがRaycastにもメモがあります。Hotkeyを登録できるので使いたい時だけキーボードショートカットで呼び出して使うことができます。
開発フォルダをエディタで一発で開く
これはRaycast特有の機能ではないかもですが普段開発に使っているフォルダをブックマークとして登録しそれを任意のアプリ(VS Code)で開けるようにしておくと一瞬で作業環境を立ち上げられます。
その他の細かい設定など
起動時に英語に設定
Raycastを開いた時にキーボードの言語が日本語になっているといちいち英語に変える必要がありますが、開いた時の言語を英語に予め設定しておくことができます。