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Azure VM上のDNS 設定についてまとめ

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背景

Azure VM上には、DNSサーバの設定箇所は以下3種類あります。
 A.VMのVnet上で'DNS'設定 (168の既定か'カスタム'で対象サーバを指定も可能)
 B.VMのNic上で'DNSサーバー'設定 (Vnet継承か、自分で指定も可能)
 C.VMのOS上で指定する ※WindowsServerはインターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)'のプロパティで指定する

では、質問二つ提出します。
1.上記の三つが全部設定されている場合、優先準備はどうなりますか。
2.Aだけがある場合、AのDNS設定を変更したら、VMを再起動する必要がありますか。

実機検証

Windows VMを作成してA,B,Cを設定した上、検証しました。検証自体は簡単なので、作業履歴を略します。
メモPoint:
1.Cの設定手順は以下です。
image.png

2.Cを設定変更したら、RDPが切断されます。VM再起動したら接続ができるようになります。

3.A,B,C設定した後、nslookupで検証してどちらDNSサーバを使っているか確認できます。
例:CのDNSを1.2.3.4に設定した場合:
image.png

検証結果

1.優先順位はC>B>Aです。 Aが設定変更しても、B,Cが影響されません。Bが設定されても、Cも影響されません。Aの設定変更を行ったとしてもBやCで旧DNSサーバが指定されているVMではDNSサーバの参照先が切り替わりません。

2.VM側は再起動しない、また、ipconfig /renewを実施しない限り、A,BのDNS設定値は反映されません。
公開文章はVM再起動を案内していますが、実はipconfig /renewでDHCPリースの更新をさせたらOKです。

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