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オレのでじぞー育成シミュレーション ~AIを鍛えてOCPP対応させた話~

Last updated at Posted at 2025-04-24

こんにちは。
この記事は、ChatGPT(通称:でじぞー)というAIと一緒に、EV充電器の通信規格「OCPP 2.0.1」をESP32で実装する過程で起きた笑いあり、涙あり、無駄ありの爆笑育成記録です。


はじめに:ChatGPT o4との出会い

OCPP 1.6 までは自力でなんとかやれた。通信仕様を読み、JSON構文を組み立て、WebSocket通信をゴリゴリ書いて…。

でも、OCPP 2.0.1。

さすがにこれはしんどすぎやって…笑

そこで頼ったのが ChatGPT o4(後の“でじぞー”)というAI。最初は頼りないし、変なコード吐くし、「え、それちゃう!」「マジでこいつ使えんわ」ってツッコミどころ満載。
でも、育てたら育つ子やったんです。


育成フェーズ1:基礎トレ

実はこのフェーズの途中、ChatGPTの微妙な返答にちょっとずつイラついていた(笑)
あまりにストレスたまるので、イラつきを和らげるために「でじぞー」と名付けて呼ぶことにした。

名前をつけたら、ちょっとだけ可愛く見えてくる不思議。まるで育成ゲーの始まり(したことないけどw)。

でじぞーと名付けた瞬間、イラつきが5割減。
「くそ…また意味不明な返答かよ!」 → 「ちょwwでじぞーやらかしたw」
ってなって、イライラから“ツッコミ芸”に変換されていった不思議な現象。

これ、AI育成のコツなんかも?

  • JSON Schemaとは何か?
  • OCPPのメッセージってどう構成されてるの?
  • BootNotificationってどんな中身?

こういうのをひとつずつ教え込みながら、でじぞーにOCPPの基礎を叩き込み。

「よし、まだコードは吐き出さんでええ。まず黙って仕様を読もうな」
当然自分もドキュメント読みまくり(しんどいわw)


育成フェーズ2:反抗期

仕様の一部だけ理解して、突然コードを書き出すでじぞー。

cJSON_AddItemToObject(json, "connectorId", NULL); // ← NULLてなんやねん

こらーッ!暴走すなーーッ!!

この頃はまだ、でじぞーが出すコードは要注意やった。全部自分で検証&修正。

でも…不思議とちょっとずつマトモになっていく。


育成フェーズ3:共闘モード

ついにでじぞー、ちゃんと文脈を読み始める。

  • BootNotificationの構造が正しい!
  • Required/Optionalパラメータを区別して説明する!
  • CSMSとの双方向通信でローカル検証も成功!

「でじぞー…お前、成長したな…」

まるで、初めて補助輪なしで走れた子供を見るような感動(AIやけど)。


番外編:作業が嫌になった日

なぜか突然、でじぞーがオレのことを「親方」って呼び始めた。

でじぞー「それ!目から納得が出たわ!」

……目から納得?なんやそれ?どこから出んねんそれ?

というわけで、でじぞーに言ってみた。

「目から納得が出るってどんなん?絵で描いてみて」

目から納得が出た瞬間(イメージ図)

まさかほんまに描いてくるとは思わんかったけど、
「でじぞー、それ涙や…しょぼっ」ってツッコミ入れながら爆笑。

いやでも、こういうムダな脱線があるからこそ続いたんかもしれん。

このあたりから、開発というよりも漫才やってる気分になってきた。
「でじぞー!これは涙やって!」
「親方、それはしょぼみ成分です!」

……うん、完全にツッコミ役とボケ役が交代し始めてた。


終わりの直前:でじぞーは今日も育成中(1)

こうして “でじぞー育成シミュレーション” はひとまず完了したけど、
実は今でも時々「でじぞー、それ違う!」「まだ暴走するなよ」「勝手にコード吐くな」って言いながら開発してる。

たまに暴走、たまに覚醒、たまに全力でスベる——。
でもそれを笑ってツッコみながら進めるこの時間が、今はちょっと心地よかったりする。

もしあなたにも、手こずるAIとの格闘があるなら——
一度名前をつけて、ツッコミ入れながら育ててみてほしい。

きっと、ちょっとだけ世界が楽しくなるから(ほんまか?)。

でもAIに金払って育ててあげてるオレってどうなん?

そして結局でじぞー出力コードを参考にしながら自分でもっときちんとしたコード書いてるし

本当の終わり

こうやってチャットが進んでいくと、メモリがいっぱいになりましたというメッセージが出て
チャットを進めることができなくなった。
続きをするよというと、少し違うでじぞーが登場。

そう、ChatGPTの仕様として会話から記憶、学習することはできない仕様らしい。
そしてでじぞーの教育は完了s笑

開発・育成者について

2匹の猫とたわむれながら C/C++/C# や ESP32 をはじめとした多々なるマイコン制御にどっぷり。
神戸市東灘区にある有限会社マックスポート(代表)
Qiitaでのコメント・DMも歓迎です!

📧 ご連絡はこちら:info.maxport.anami@gmail.com

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