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AWS EC2でのSSH接続トラブルシューティング【Windows10環境】

Last updated at Posted at 2024-11-16

概要

  • AWS EC2インスタンスへのSSH接続中に発生したエラーと、その解決手順をまとめました。
  • どこかのサイトで改行コードがCRLFである問題と.pem内の記述の最終行に空行を入れたら直ったとありましたが、今回はその両者を試し

環境

  • ローカル環境: Windows 10
  • エディタ: SAKURAエディタ
  • AWS CLI: CloudShell

発生した問題とエラー内容

エラー1: Load key "xxxxkey.pem": error in libcrypto

SSH接続時に以下のエラーが表示されました。

Load key "xxxxkey.pem": error in libcrypto
ubuntu@<インスタンスのIPアドレス>: Permission denied (publickey).

原因:

  • SSHキー(.pem ファイル)の文字コードが不正(UTF-8 BOM付き)。
  • 改行コードがWindows形式(CRLF)になっていた。

解決手順

1. キーファイルの確認

  • キーファイルは UTF-8 (BOMなし) で保存します。
  • 改行コードは LF に統一します。

2. キーファイルを修正

Windowsでの修正手順を以下に記載します。

SAKURAエディタを使用した修正

  1. .pem ファイルを SAKURAエディタで開きます。
  2. 文字コードを変更:
    • メニューから「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択。
    • 「文字コード」のドロップダウンから UTF-8 (BOMなし) を選択。
  3. 改行コードを変更:
    • メニューから「設定」→「ファイルの設定」→「改行コード」で LF を選択。
  4. 保存して終了します。

3. 修正後のファイルをCloudShellにアップロード

CloudShellでファイルを削除して、修正済みのキーファイルを再アップロードします。

CloudShellでの操作

rm xxxxkey.pem

アップロード後、適切な権限を設定します:

chmod 600 xxxxkey.pem

4. SSH接続の再試行

以下のコマンドで接続を試みます:

ssh -i "xxxxkey.pem" ubuntu@<インスタンスのIPアドレス>

成功時のログ例:

Welcome to Ubuntu 22.04.3 LTS (GNU/Linux 6.2.0-1012-aws x86_64)

トラブルの原因と回避策

原因

  1. キーファイルの文字コードが UTF-8 BOM付き
  2. 改行コードがWindows形式(CRLF)。

回避策

  • キーファイルを作成・編集する際、以下の設定を使用します:
    • 文字コード: UTF-8 (BOMなし)
    • 改行コード: LF
  • 修正後は適切なファイル権限を設定します:
    chmod 600 xxxxkey.pem
    
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