概要
最近 Xcode で iPhone アプリを開発したり Unity で VR アプリ開発をする生活から、 ターミナルで Rails や Python を書く生活に変わったので、vim 周りを再調査しました。自分が以前環境整備していた頃とは大きく環境が変わってそう。
vim のプラグインをどう管理して、どう探すかについて簡単にまとめました。
プラグインマネージャー
vim のプラグイン管理はサードパーティー製のプラグインマネージャーを使うのが一般的。
人気どころのプラグインマネージャーを以下に列挙した。github のスター数で比較すると Vundle が一番使われてそう。今回は Vundle に絞って以下、導入について説明するが、他も github の README に大抵導入方法が書いてあるのでそちらを参考に。
ちなみに NeoBundle は日本製で、国内での人気は高かったが、最近作者さんが dein.vim を作って、今は NeoBundle のメンテをしていないそう。
プラグインマネージャー | スター数 | 備考 |
---|---|---|
Vundle | 15,768 | スター数が一番多い |
vim-pathogen | 9,435 | |
vim-plug | 8,495 | .vimrc への記述が少なくて済む |
NeoBundle | 2,098 | 日本製 |
dein.vim | 1,432 | NeoBundle の後継 |
Vundle のインストール
Vundle Quick Start を参考に説明する。
1. .vim/bundle 以下に Vundle.vim を配置する
$ git clone https://github.com/VundleVim/Vundle.vim.git ~/.vim/bundle/Vundle.vim
2. .vimrc の先頭に以下を記載
Plugin 'VundleVim/Vundle.vim' 以下の行に導入したいプラグインを追加していけば良い。
set nocompatible
filetype off
set rtp+=~/.vim/bundle/Vundle.vim
call vundle#begin()
Plugin 'VundleVim/Vundle.vim'
" 導入したいプラグインを以下に列挙
" Plugin '[Github Author]/[Github repo]' の形式で記入
Plugin 'airblade/vim-gitgutter'
call vundle#end()
filetype plugin indent on
" その他のカスタム設定を以下に書く
3. プラグインのインストール
インストール方法は 2 つ。
- vim を開いた状態で、以下を入力して Enter
:PluginInstall
- ターミナル上で以下のコマンドを実行
$ vim +PluginInstall +qall
Vim プラグインの探し方
vim.org
- vim 本家のサイト
- プラグイン数: 5476
Vim Awesome
- プラグイン検索サービス
- プラグイン数: 15621
- インストール数、 github スター数が見れるので人気のプラグインが分かりやすい
圧倒的に本家より、 Vim Awesome が使いやすく、プラグイン数も多いので Vim Awesome 一択な気がする。他にもツールあれば教えてください。
複数 PC 間のプラグイン同期
.vimrc など、 PC の設定系のドットファイル (.bashrc や .tmux.conf など)はまとめて github のリポジトリにしておくのが管理上ラク。新しいプラグインマネージャーを入れた時に git に push して、自分の開発環境の最新の状態を保てる。
簡単なシェルスクリプトを書いて、ホームディレクトリ間でコピーできるようにすればインストールや更新も簡単にできる。
まとめ
プラグインの探し方、管理の仕方についてまとめました。
なにか間違い等あればご指摘ください!